ボーダーコリーはとっても頭良い!魅力溢れる理由や飼い方について

ワンちゃんの中でもトップクラスの知能を持つといわれるボーダーコリー。

賢いのはもちろん、キュートな表情でこちらを迎えてくれたり、時に真剣な表情で言う事を聞いてくれたり・・。

とってもチャーミングな存在です。

運動や遊びが大好きで、飼い主さんとドッグスポーツも楽しめるアスリート気質。
凛々しいながらも身体の大きさはそこまで大きくなく、一緒に散歩やお出かけがしやすいです。

そんなとっても愛くるしいボーダーコリーについて、意外と古いルーツ、特徴、飼い方まで・・・魅力を余すことなくお伝えします!

ちなみに筆者は生まれた時からそばに犬がいました。
20代半ばまで縁あって3匹の犬と生活。

最後の子とお別れし、

「しばらく犬は飼わない。」

と思っていたのもつかの間。

良く会う友人が犬を飼い始め、その子に好かれて結局犬がそばにいます笑。

犬は言葉を話しませんが、人に対して寄り添う事のできる生き物です。
そんな存在はまさに家族だと言えます。

筆者は身をもってその事を感じてきました。
そんな魅力ある面も、お伝えできればと思います!

ボーダーコリーの特徴

頭の良さが全犬種のなかでトップクラスとされ、人と犬が共同で行う競技のドッグスポーツでは上位入賞の常連です。

均整のとれたスタイリッシュな体にトップレベルの運動能力をもち、持久力にも優れています。
指示を良く聞いてくれるので、しつけもしやすい犬種です。

身体の大きさは中型犬クラス。
体高は約50cm台、体重は13~25kgです。
一緒に暮らしやすく、室内で飼うにはちょうど良いバランスかもしれませんね!

筆者も過去に飼っていた犬で、中型の雑種犬がいました。
室内でちょっとした遊びをしたり、ゆっくり過ごしたりと、とても癒されていました。

このくらいの大きさだと、お外に連れていきやすく、散歩で近隣の公園に連れていったり、時には車に乗せて遠出することもできちゃいますよ!

ボーダーコリーの歴史

「国境」という意味を表す「ボーダー」。
イングランドとスコットランド、ウェールズの国境地域が出身のため、「ボーダーコリー」と呼ばれるようになりました。

そのルーツは8世紀末~11世紀中頃のバイキング時代にまでさかのぼります。
当時のイギリスにバイキング達が連れてきたとされ、家畜の群れをまとめる牧畜犬としての役割を与えられていました。

移った地域の在来種と交わり、現在の姿になったのは、19世紀頃といわれています。

イギリスで牧羊犬として仕事を任されていたボーダーコリー。
当時から頭の良さと運動能力を活かして活躍していたようです。

ボーダーコリーの飼い方

アクティブに過ごすのが大好きなボーダーコリー。
走ったり、ボールを遊びを好んだり。

お部屋の中でずーっとじっと、は向いていません。

毎日朝と晩二回の散歩をし、トレーニングに加えてドッグラン等でも一緒に遊んであげるのが理想的です。

お利口な面を活かして、障害物を避けてタイムを競う「アジリティ」や、フリスビー等のドッグスポーツで楽しみながら絆を深めましょう!

また牧羊犬として活動していた性質を受け継いでいるため、動くものに敏感な性質を持っています。
公園などで目の前を遊ぶ子供などに注意が向くと追いかけたり、吠えてしまうことがあります。

子犬の頃からトレーニングをして、こちらの指示に従って行動をコントロールできるようにしておくことが大切です。

筆者もむかし、頭が良いテリア犬と一緒に居た時はしつけについて褒めるところと注意するところはハッキリさせていました。

可愛さに流されずに(笑)、注意するところはちゃんと教える事で飼い主の意図するところを分かってくれます。

ボーダーコリーは人間に寄り添うフレンドリーな面が強いです。
コミュニケーションを大切にとるような感覚で向き合えば、しつけも単なるトレーニングではなく、お互いを信頼できる大事な時間となります。

ボーダーコリーの病気

股関節形成不全

骨盤の骨と大腿骨がかみ合わなくなり、股関節に炎症が起こり痛みが発生します。
大型犬にも多く、成長期に骨の発育がうまくいかないことが主な原因です。また、遺伝によっても起ることがあります。

歩く時に身体が左右にフラフラ動いたり、段差の上り下りを嫌がり目の前で止まったりします。

コリー眼異常

目に何らかの異常が出る遺伝的な病気です。コリー犬に現れ、早いと生後数か月で症状が出るケースもあるようです。

軽度であれば分かりやすい症状が出ませんが、悪化すると物にぶつかったり、 動くことへの不安から散歩を嫌がったりします。

いずれも一緒に生活している中で、異変があったらすぐに獣医さんに観てもらいましょう。

魅力いっぱいのボーダーコリーのまとめ

  1. 頭がいいだけでない、ボーダーコリーの特徴
  2. 意外なルーツとその歴史について
  3. 飼う時は一緒に楽しくアクティブに!
  4. 注意したい病気について

ボーダーコリーは、あらゆる犬種の中でもとってもお利口で、しつけがしやすく運動神経がすぐれた犬種です。
飼い主の意図を汲み取ろうとする素直な性格に、世界中にファンがいることも納得できますね。

犬と一緒に過ごす中で得られる関係性は、他に変えられないあたたかさがあります。

言葉が話せないぶん、お互いに察したり様子を見たりすることは人間関係にもきっと活きてくるのではないでしょうか。

歴史的にみても人間とのコミュニケーションを重ねてきた絆があるので、一緒に過ごしていると何とも言えない安心感を感じるかもしれませんね!