ボーダーコリーだけどお散歩が嫌い? 家族として気持ちに寄り添った生活を

みなさんは【ボーダーコリー】に、どのようなイメージをお持ちですか?

「牧羊犬がルーツなワンちゃんだから、ドッグスポーツ界ではトップクラスの成績を収めてる犬種だよね!」

「きちんとお散歩や運動をさせてあげないと、ストレスが溜まっちゃって大変なんだよ~」

などなど、いろんなイメージをお持ちの事だと思います。

私のボーダーコリーのイメージも同じような感じで、とにかく元気いっぱい!!で運動大好きなワンちゃんなんですよね!

でも、きっとワンちゃんにもそれぞれ性格や、その日の気分なんかもあるはずなんです。
それを理解してあげることができたら、飼い主さんもワンちゃんもきっとハッピー!

この記事を読めば、ワンちゃんそれぞれの気持ちや体調に合わせたお世話で、楽しい生活を送っていただけるようになると思います!

ぜひ読んでみてくださいね!

ボーダーコリーってこんなワンちゃん!

ボーダーコリーは、賢いワンちゃんの代表格といわれていて、しつけも比較的しやすい犬種です。

運動神経の良さをうまく使って、ボールやディスクドッグで遊んだりするのが大好きなので、【ワンちゃんといっぱいお出かけしたい!】、【ワンちゃんと一緒に体を動かしたい!】と思っている方には、良きパートナーとなってくれる犬種でもあります!

牧羊犬の名残りもあるのでしょう、やはり動くものに敏感に反応してしまうところもあり、普段のお散歩の中でも【人】や【自転車】などに、つい吠えてしまうことも。

どの犬種でもそうですが、きちんとしつける事で、問題行動はなくなると思います。中でもボーダーコリーは覚えるスピードがすごく早いので、そこまでしつけに苦労はしないワンちゃんだと言えるのです!

「その賢さ、わたしにも分けてぇ~!!笑」

犬にも色々な性格があるってほんと?

ワンちゃんにもいろんな性格があるんですよ?

おとなしい子や活発な子、人懐っこい子や内気な子。
人間と同じですね!

ワンちゃんの後天的な性格が決まる時期は、生後3週目頃から1年半くらいまでの間だと言われています。
この時期に大切なことをまとめてみました。

生後3週から13週の頃

外からの刺激をたくさん受けて、社会になじんでいく為に色々なことを学ぶ時期です。
好奇心たっぷりなこの時期に、様々な体験をすることはとても大事だといえるでしょう!

生後13週~12カ月頃

恐怖心や警戒心を覚えるのはこの時期だと言われています。
今まで平気だった子でも、少しずつ【こわい・・・】という気持ちが芽生えてきたりします。

性格を作っていく時期に大切なこと

外の世界に触れる機会を沢山作ってあげることが大切です。

ワンちゃんをお迎えしてまだお散歩に出られない時期には、【家の中の音】に慣れさせるトレーニングがおススメ!

掃除機やドライヤーの音、テレビやCDなどの音など、暮らしの中のいろいろな音を覚えさせてあげましょう。

それにスキンシップもとても大事!

【人の手=なでてもらえる】という良いイメージがあることで、飼い主さん以外の手を怖がらなくなっていきます。

「かわいいでちゅね~」

って言いながらおもいっきりなでなでしちゃいましょう!
・・・なんで可愛いものが対象の時って、赤ちゃん言葉になりがちなんでしょ笑

ワクチンも終わってお外に出られるようになったら、普段のお散歩だけではなく、いろんな場所へ連れていってあげましょう。

「ちょっと怖いのかな?」

と思う様子があれば、抱っこして歩いてあげて、外の空気や騒音などに少しずつ慣らしていくようにします。

最初から長時間の外出は、人間でも疲れてしまうものです。
短時間からスタートしましょう!

ワンちゃんをお迎えしてから変えることができるのは、後天的な性格だけです。

小さい頃からいろんな場所に出かけ、たくさんの良い経験をさせてあげることで、飼い主さんとの関係も育まれ、性格にも良い影響を与えることになります!

とはいえ、先天的な性格もいろいろワンちゃんごとに違うものを持っていると思うので、ワンちゃんの様子をよく見て、こちら側が合わせてあげる気持ちも忘れないようにしてあげてくださいね。

「ボーダーコリーだからって元気いっぱいで、お家の中でも元気が有り余ってるような子ばかりじゃないんよね」

おとなしくてのんびりマイペースな子がいても可愛いですよね!
人間もいろんな人がいるのと同じ、ワンちゃんもいろんな子がいて当たり前なのです。

お散歩の途中でストップしちゃう子には

お散歩の途中で歩くのを嫌がってしまう場合もありますよね?
もしかしたら、そのワンちゃんにとってその場所はイヤな思い出があるのかもしれません。

【どこで歩かなくなるのか】、ワンちゃんが苦手な場所をチェックしてあげて、そこを通らないお散歩コースを考えてあげましょう。

敢えて【お散歩コースを決めない】というのも、毎日が新鮮でいいですよね!

「あっ!こんな所にこんなお店があったんだ!」

飼い主さんも新たな発見があるかもしれませんし、ワンちゃん同士のはじめましてもあるかもしれません。
【お散歩コースを決めない】という楽しさに、何だかワクワクしますよね!

歩かせる近道として、歩くとおやつがもらえる!など、ワンちゃんにとっての【いい事】を増やしてあげて、お散歩のイメージを良くしてあげることも良い方法ですよ。

それに、お散歩の途中でストップしちゃうあるあるとして挙げることができるのは【におい嗅ぎ】ですよねー!

ワンちゃんにとっては情報収集できる時間なので、つい夢中になってなかなか動こうとしなくなってしまう子もいます笑

「おーいっ笑!」

って思っちゃうこともよくあるのでは?笑

お散歩中に全くにおい嗅ぎをさせてあげないのは、ワンちゃんにとってかなりのストレスにしかならないので、ここでも一工夫!

【くんくんポイント】を作ってあげましょう!
お散歩コースの中で、何か所かくんくんに集中してもOKな場所を設けてあげます。

ある程度の時間くんくんしたら、飼い主さんの合図でお散歩が再開できるように練習するようにすると、その場からなかなか動かなくなるということが無くなってくるはずです。

飼い主さんの合図ではどうしてもくんくんを止められない場合は、抱っこやおやつ作戦でその場から離れるようにしましょう!

お散歩が大好きだった子が急に嫌がるようになることも。

こういう時は何かしらの不調があるのかもしれません。

シニア犬ならお散歩中に疲れてしまうこともあるでしょう。
心臓や呼吸器系の病気だったり、関節に痛みや異常があるのかもしれません。

不調は体だけではなく心にも現れているかもしれないので、もしワンちゃんがお散歩に行きたがらない場合は、無理に連れ出さなくてもいいかな?と思います。

気になる点がある場合は、早めにかかりつけの獣医師さんに診てもらいましょう!

まとめ

  1.  ボーダーコリーは賢いワンちゃんの代表格!
    もともと牧羊犬なので運動神経も抜群だから、ドッグスポーツも超得意な子が多い。
  2.  犬にも色々な性格がある。後天的な性格が決まるのは生後3週目頃~1年半くらいまでの間なので、その期間の経験やスキンシップがとても大切。先天的な性格もワンちゃんごとに違うので、そのワンちゃんに合った対応を心がける。
  3. お散歩の途中で止まってしまう子には、【どこで歩くのをやめてしまうのか】チェックしてあげよう。苦手な場所やにおい嗅ぎに集中してしまうポイントを見つけて、スムーズにお散歩ができるように改善していく。
  4.  お散歩大好き!だったワンちゃんが急に嫌がるようになった場合、体の不調だけでなく心にも現れているかもしれないので、気になる場合は早めに獣医師さんに診てもらおう。

【ワンちゃんにも人間と同じようにいろんな性格がある】ということは、少し頭の中に置いておきたいことですよね。

つい【犬種】で判断しがちなところもあるように思うんです。

我が家では数年前ボストンテリアを飼っていたことがあるんですが、その子がビックリするくらいお散歩が苦手な子だったんです笑

どうやらリードが嫌いみたいで笑

なので、狭いんですが庭で自由に遊ばせてあげたりしていました。
私は一緒にお散歩したかったんですけどね笑

活発な子もいればおとなしい子もいて当たり前。
お散歩が大好きな子もいれば、お家にいるのが大好き!という子がいてもおかしくないですよね!

ワンちゃんも大切な家族の一員!

きちんとどんな子なのか見て、その子に合わせた飼い方、しつけのペースを取ってあげて、楽しい毎日を送ってくださいね!