ボーダーコリーは、もともとはイギリスで生まれた牧羊犬でした。
日本でも“賢い犬”として知られている犬種です。
その知能は人間の5歳児程度といわれています。
ところでみなさんは、“ボーダーコリー”というと何色を思い浮かべますか?
私は黒と白の姿がパッと浮かびます。
“ブラック×ホワイト”ですね。
気品を感じさせる黒と白の毛色は、やはりボーダーコリーの定番ともいえるでしょう。
ところが実は、ボーダーコリーは“ブラック×ホワイト”のモノトーンカラーだけでなく、茶色系の毛色も人気が高いのです。
今回は毛色による性格の違いと、茶色のボーダーコリーの子犬との出会い方について紹介します。
茶色には“レッド”、“チョコレート”がある
ボーダーコリーの茶色は、実は“レッド”か“茶色”のどちらかとされています。
レッドは明るい茶色で赤褐色のような色ですが、チョコレート系は、濃い茶色をしています。
子犬のころはかわいらしく、まるでぬいぐるみのような愛くるしさです。
ところが大人になると明るいブラウンの色合いが上品で気品を感じさます。
成長するにつれて印象が変わるのがすてきですね。
赤のような茶色の毛は、珍しい部類に入り、黒と白についで人気No.2の毛色です。
毛色も去ることながら、これからボーダーコリーを飼うにあたって気になるのはやはり性格ですよね。
では、ボーダーコリーの子犬には毛色による性格の違いはあるのでしょうか?
毛色による性格の違い
茶色の毛色は、ブラック系の色身よりもやわらかい印象を与えます。
また、黒に比べ明るく活発な印象を持つ人もいるかもしれません。
ただ、これはあくまで色によるイメージで、実際は毛色による性格の違いはほとんどないといわれています。
被毛の種類による性格の違い
ボーダーコリーの被毛は2種類。
直毛で硬く厚い被毛で、毛の長さが約7.5cmの“ロングコート”と、柔らかな被毛で毛の長さが約2.5cmの“スムースコート”があります。
“ロングコート”は人懐っこい性格で飼いやすいので、ボーダーコリーを初めて飼う人も安心です。
一方で“スムースコート”のボーダーコリーは、少しきつめの性格をしており、神経質な面も見られます。
その分、運動能力は“ロングコート”よりも高いので、トレーニングにも意欲的です。
そのため、競技用としての飼育やドッグショーを目指す場合は“スムースコート”がおすすめです。
子犬のころから入賞を目指して訓練すると良いでしょう。
毛並みが性格に影響するとは、少し驚きますね。
とはいえ、性格は個体差が1番大きいのは言うまでもありません。
わんちゃんも人間と同じように、一匹ごとに違った性格や特徴を持っています。
ボーダーコリーの茶色の子犬にはどこで出会える?
では、茶色のボーダーコリーの子犬にはどこで出会えるのでしょうか。
参考までに、こちらの動画をご覧ください。
https://petblog001.com/lillie/で紹介した、“リーリエちゃん”です。
子犬の頃、この家にやってきたリーリエちゃん。
毛色は茶色で、正確には“チョコブラウン”です。
茶色と白のフォルムと、丸くて茶色かかった目がとてもかわいらしいですよね。
動画でも言っているように、飼い主さんはずっとボーダーコリーをお迎えすると決めていて、ブリーダーさんの情報を待っていたようです。
茶色のボーダーコリーは珍しい部類に入るので、ブリーダーさんからお迎えするパターンが確実かもしれませんね。
必ず、直接お話をし、信頼できるブリーダーさんからお迎えしてくださいね。
まとめ
今回はボーダーコリーの毛色について紹介しました。
- ボーダーコリーは“ブラック×ホワイト”のモノトーンカラーだけでなく、とても毛色のバリエーションが豊富。
- 毛色による性格の違いはほとんどない。性格の違いは毛色よりも被毛の種類が影響する。
- “ロングコート”は人懐っこい性格で飼いやすいので、ボーダーコリーを初めて飼う人も安心。
- 競技用としての飼育やドッグショーを目指す場合は“スムースコート”がおすすめ。
- 茶色のボーダーコリーは珍しい部類に入るので、ブリーダーさんからお迎えするパターンが確実。
比較的大人しめな子が多いといわれている、茶色のボーダーコリー。
珍しい毛色なので、出会うのは簡単ではないかもしれません。
それでも、ブリーダーさんやペットショップなどに直接足を運び、いろいろな子と出会う中で決めましょう。
ボーダーコリーは賢く、運動能力が高い犬種です。
家族にお迎えすればきっと信頼できるパートナーとなってくれることでしょう。
ボーダーコリーとの出会いが、あなたと愛犬のより充実した人生の第一歩になることを応援しています!