ボーダーコリーの子犬の餌の量は?餌の選び方のポイントも紹介!

みなさんは犬派ですか?猫派ですか?

2022年に実施された、『ペットに関する調査』(クロス・マーケティング)によると、犬を飼っている人が47.9%、猫を飼っている人は31.8%と、犬を飼っている人の割合が少し多くなっています。

犬を家族に迎え入れると必ず行わなければならないのが、お散歩と食事です。

今回は、少し珍しい犬種である、ボーダーコリーを取り上げ、子犬の餌の量とフードの選び方のポイントを紹介します。

これからわんちゃんを飼いたい人、ボーダーコリーを家族に迎え入れる予定のある人はぜひ参考にしてみてください。

ボーダーコリーの子犬の餌の量・回数について

ボーダーコリーの子犬にはどれくらいの餌を与えたら良いのでしょうか。

餌の量と回数の観点からまとめてみました。

ボーダーコリーの子犬に与えるフードの適正量

ボーダーコリーの子犬に与えるドッグフードの適正量は、ドッグフードのパッケージを確認する必要があります。
「総合栄養食」の場合、ドッグフードのパッケージに1日に与えるフードの量や回数などが書いてあります。

年齢や、理想体重などに合わせて照合するようにしましょう。

また、環境省が出している『飼い主のためのペットフード・ガイドライン』を見ると、わんちゃんに必要なカロリーの計算方法や、フードの給与量設定方法を知ることができます。

ちなみに、適正な給餌量は、月齢で判断するのではなく、体重で判断するようにしましょう。

そして、フードの量はデータだけで判断できるものではありません。
いつも一緒に過ごしている飼い主さんがしっかり観察して適正な量を判断してあげましょう。

人間と同じく、ワンちゃんの食事も大切なコミュニケーションのひとつです。

ただ餌を与えるのではなく、しっかりとコミュニケーションを取ることで、お互いに楽しい時間を過ごしたいですね。

ボーダーコリーの子犬の適切な食事回数

フードの回数は、月齢で変える必要があります。

生後3ヶ月までは4回、5ヶ月までは3回、成犬(1〜7歳)は2回、老犬(7歳〜)は3回与えるのが一般的とされています。

生後3ヶ月頃までは消化器官が未熟なので、1日4回に分けて食事をさせ、消化器官に負担がかからないようにしてあげましょう。

ボーダーコリーの餌の選び方のポイント

ボーダーコリーの体質を踏まえ、ボーダーコリー向けの餌の選び方のポイントを紹介します。

良質なたんぱく質が含まれている

もともと犬は、肉食に近い雑食の生き物です。
また、ボーダーコリーは運動能力がとても高いです。

しっかり動ける筋肉や骨格を作るためにも、たんぱく質は必須です。
さらに、たんぱく質をしっかり摂ることで、ボーダーコリーに多い毛のパサつきを改善することもできます。

ボーダーコリーの餌は、動物性たんぱく質が主成分になっているものを選ぶようにしましょう。

低カロリー、低脂質のもの

ボーダーコリーはもともとは牧羊犬でした。
しかし、現代では牧羊犬レベルの運動量を確保することはとても難しいです。

そのため、運動と併せて食事でも体重管理を行う必要があります。

カロリーは100gあたり320〜380kcal、脂質は10〜12%ほどのものがおすすめです。

動物性たんぱく質の中でも、チキンやサーモンを使用したものは低カロリー、低脂質であることが多いです。

肥満は様々な病気を引き起こす原因となります。

愛犬との健康で穏やかな毎日を送るためにも、フードには気を遣ってあげましょう。
人間の食事と一緒ですね。

カルシウムとミネラルのバランスが良いもの

ボーダーコリーは元気に走り回ることが大好き。
そのため、関節への負担もかかりやすくなってしまいます。

その結果、”股関節形成不全”という病気にかかってしまうことも・・・。

大好きな愛犬が元気で長生きできるよう、カルシウムとミネラルのバランスが良いフードで、強い骨を作るようにしましょう。

まとめ

今回は、ボーダーコリーの餌の量とフードの選び方のポイントを紹介しました。

  • ボーダーコリーの子犬に与えるドッグフードの適正量は、ドッグフードのパッケージを確認する。
  • フードの回数は月齢で変える。
  • 適正な給餌量は、月齢で判断するのではなく、体重で判断する。
  • 生後3ヶ月頃までは消化器官が未熟なので、1日4回に分けて食事をさせる。
  • 良質なたんぱく質、低カロリー、低脂質、カルシウムとミネラルのバランスが良いフードを選ぶ

愛犬が長く健康で過ごし、幸せな犬生を送れるかどうかは、飼い主の飼育の仕方にかかっています。

愛犬と過ごす時間は長いようで、実はとてもあっという間。
一つでも多くの思い出を作り、お互い信頼できるパートナーとなることは、飼い主にとっても喜ばしいことですよね。

ぜひ、愛犬に合ったフードを選んであげてください。