これを読んでいる人の中にはわんちゃんを飼うことを検討している人も多いかもしれません。
世界には何百もの犬種がいます。
その中でも、もっとも知能レベルが高いといわれているのがボーダーコリーです。
また、ボーダーコリーは黒くて大きな瞳や元気に走り回る姿がとても愛くるしく、魅力的な犬種ですよね。
そんなボーダーコリーは、体を動かすのが好きな人や、愛犬と一緒におでかけを楽しみたい人にぴったりのわんちゃんです。
愛犬と車で旅行を楽しんだり、広い草原をかけ回ったり…。
ボーダーコリーを家族にお迎えすると、そんなすてきな生活が実現できるかもしれませんよ。
今回は、ボーダーコリーを家族に迎え入れるための家づくりと、準備するものをまとめました。
ボーダーコリーは室内飼い?屋外飼い?
わんちゃんを飼う時に考えることの1つが、室内飼いにするのか、屋外飼いにするのか、ということではないでしょうか。
それによって人間もどのような家に住むのかが決まってくる場合もあります。
そこで、ボーダーコリーの室内飼い、屋外飼いのポイントをまとめてみました。
室内飼いのポイント
ボーダーコリーはすぐれた運動能力を持っていて、運動量もとても多いです。
そのため、屋外で飼うイメージが強い人もいるかもしれません。
しかし、ボーダーコリーは室内で人間と一緒に生活することを好みます。
室内飼いをするための最大のポイントは、”十分な広さが確保できるか”です。
中型犬に属するボーダーコリーを無理なく室内飼いするには2DK以上の広さを確保するのが理想です。
また、ケージは2畳分以上用意してあげることが必要です。
そのため、賃貸住宅や集合住宅では飼育が難しいと思われます。
最近では、わんちゃんを家族として大切に育てたい!と考える人もたくさんいます。
せっかく家族として過ごすなら、近くで見守ってあげられる室内で飼うのがおすすめですよ。
屋外飼いのポイント
では、ボーダーコリーの屋外飼いはできないのでしょうか。
もちろん理想は室内飼いですが、屋外でも飼育は可能です。
屋外では、たくさん走るボーダーコリーが関節を痛めることのないように、クッション性の高い舗装をしてあげましょう。
おすすめは人工芝です。
表面温度が高くならないように日陰を作るよう工夫をしてあげてください。
また、ボーダーコリーは、牧羊犬の資質が備わっているので、追いかけたいという本能があります。
道路が見える場所で飼うと、車などを追いかけようとするかもしれません。
脱走防止のためのフェンスなどの設置は必須です。
屋外で飼育する場合も、悪天候の日や暑い日の日中や、夜間などは室内で過ごせるようにしてあげるのがベストかもしれませんね。
大切な家族にさみしい思いや危険な思いをさせないよう、考えてあげたいですね。
ボーダーコリーを飼う時に必要なもの3選
ボーダーコリーに限らず、わんちゃんを飼う時に必要なものはたくさんあります。
今回は、愛犬の住環境を整えるために欠かせないものを3つご紹介します。
ケージ
1歳になる頃には14〜20㎏にもなるボーダーコリー。
ケージは大きめのものを用意しないと、あっという間に使えなくなってしまうかもしれません。
大型犬用でも良いでしょう。
また、ボーダーコリーを飼う際は、サークルではなく必ずケージを購入してください。
ボーダーコリーは身体能力が高いため、サークルを飛び越えられるようになってしまいます。
トイレ
“トイレは散歩のときに、外で”と考えている人もいるかもしれませんが、室内でも排泄ができるようにしてあげましょう。
外出時にしか排泄をしなくなってしまうと、お散歩に行けない時などにトイレを我慢するようになってしまい、ストレスを抱えてしまいます。
愛犬につらい思いをさせないためにもトイレは必ず用意しましょう。
寝床と離れた、静かで落ち着ける場所に設置をするのがおすすめです。
室内の温度管理
わんちゃんにとって過ごしやすい温度を維持するために、エアコンは必須です。
エアコンが正常に作動するかはチェックしましょう。
特に夏や冬は1日中エアコンを作動しておく必要があります。
室温は25℃前後、湿度は60%以下がわんちゃんが過ごしやすい設定です。
ちなみにボーダーコリーは、被毛の量が多いので暑さが苦手といわれています。
暑さ対策は特に念入りに行いましょう。
まとめ
今回は、ボーダーコリーを家族に迎え入れるための家づくりと、準備するものをまとめました。
- ボーダーコリーは室内で人間と一緒に生活することを好む。
- ボーダーコリーを無理なく室内飼いするには2DK以上の広さを確保するのが理想。
- 屋外で飼育する場合も、悪天候の日や暑い日の日中や、夜間などは室内で過ごせるようにしてあげる。
- ケージは大きめのものを用意。大型犬用でもOK。
- 室内でも排泄ができるようにしてあげる。
- わんちゃんが過ごしやすい環境は、室温25℃前後、湿度60%以下。
このほかにも、わんちゃんを飼うためにはさまざまな準備が必要です。
私はパグを飼っています。
この記事を書いていて、飼い始めの頃は特に大変だったことを思い出しました。
でも、一緒に過ごしていると日に日に成長していく姿や、家族になっていく様子がとても楽しくて癒されるんですよね。
これからボーダーコリーを家族に迎え入れる予定のみなさんも、ぜひ愛犬との充実した毎日のためにしっかりと準備をしてくださいね。