ボーダーコリーの子犬の体重の増え方は?適正体重の維持に必要なこと

みなさんはワンちゃんがお好きですか?
お家で飼っている人もいるかもしれません。

子犬と一緒に過ごしていると気になることのひとつが、体重ではないでしょうか?

小さい頃にあまりにも体重が増えてしまうと、

「うちの子、大きすぎるかも…」

なんて悩んでしまうことも少なくありません。

そこで今回は、全犬種の中でもトップクラスで賢く、運動量も多いといわれているボーダーコリーの成長スピードと体重管理についてまとめました。

運動が好きで、ボーダーコリーの体力発散に付き合ってあげられる人にはボーダーコリーは特におすすめの犬種です。

飼い主さんも一緒に遊んで楽しみながら体重管理もできると良いですよね。

ボーダーコリーの子犬の体重の増え方

ボーダーコリーはやや大きめの中型犬です。

犬種標準では、均整が取れたなめらかなアウトラインであり、しっかりとした体つきに持久力があるとされています。

そんなボーダーコリーの子犬の体重の増え方を見てみましょう。

生後5か月頃まで

ボーダーコリーは生後2か月を過ぎる頃から急激に体重が増えはじめますが、生後5か月〜6か月を迎える頃には体重の増え方も次第にゆるやかになっていきます。

生後2か月頃には3㎏程度ですが、生後5か月頃には14㎏前後にまで成長します。
中には15㎏を超える子もいます。

増え幅に驚いてしまうかもしれませんが、これは成長によるものなので、あまり心配しなくても大丈夫ですよ。

生後6か月~1歳

この頃には体重の増え方もかなりゆるやかになります。
生後8か月頃には体重は安定し、14㎏〜20㎏弱くらいで落ち着くことがほとんどです。

ボーダーコリーは中型犬ですが、中には大型犬ほどの大きさにまで成長する子もいるようです。

ただ、20㎏を大幅に超えるようであれば、肥満の可能性も出てきます。

1歳を迎える頃には成長期も終わり成犬期に入ります。
成犬期になると大きな体重変動は見られなくなります。

ちなみに、ボーダーコリーの1歳を人間の年齢に換算すると16歳くらいです。

人間に比べてとても速いスピードで成長していることがわかりますね。

愛犬と過ごせる時間は長いようで、意外とあっという間です。
1秒1秒を大切に、愛情を全力で注いであげなければ、と思わされます。

ボーダーコリーの体重管理について

ボーダーコリーの成犬は14㎏〜20㎏ほどが標準体重とされています。

ボーダーコリーは牧羊犬としても知られていますが、適切な運動量が確保できないと、あっという間に太ってしまうことも少なくありません。

ではどのように体重管理をしたら良いのでしょうか?

食事で体重管理をする

愛犬にあったフードの量は、ドッグフードのパッケージを見るとわかります。

『総合栄養食』のフードの場合、パッケージに1日に与えるフードの量や回数などが年齢や、”理想体重”などに合わせて書いてあります。

環境省が出している『飼い主のためのペットフード・ガイドライン』では、ワンちゃんの必要カロリーの計算方法や、フードの給与量の設定の仕方などを知ることができます。

こちらも参考にしてみると良いでしょう。

また、ボーダーコリーの成犬には1日2回食事を与えるかと思いますが、子犬や老犬の場合は、2回分の食事を3回〜4回に分けて与えるのも肥満の予防につながります。

運動で体重管理をする

犬の体重管理に運動は必須です。

特にボーダーコリーは、運動神経がよく、活発な犬種とされています。
たくさん運動させましょう。

散歩は1日に朝晩の2回、1時間程度を目安に行いましょう。

その際は早足で歩くのがポイントです。
ドッグランに定期的に連れて行き、広い場所で自由に走り回ることも必要です。

天候などの都合で屋外での運動が難しい場合は、おもちゃやボールなどを投げて持ってこさせたり、ロープを引っ張り合ったりする遊びもおすすめです。

飼い主も一緒に楽しんで遊んであげるときっとボーダーコリーも喜んでくれますよ。
人間も運動不足解消になり、一石二鳥ですね!

まとめ

今回は以下の2点をお伝えしました。

  • ボーダーコリーの成犬の標準体重は14~20㎏
  • ボーダーコリーの体重管理は食事と運動量を調節する

ボーダーコリーは生後2か月を過ぎる頃から急激に体重が増えはじめますが、生後5か月〜6か月を迎える頃には体重の増え方も次第にゆるやかになり、1歳になる頃にはしっかり安定します。

また、食事の量と回数、運動によって体重管理をすることが重要です。

どの犬種にも共通することですが、改めて考えると、体重管理は愛犬の健康を守り、幸せな犬生を送ってもらうためには必須ですよね。

ただし、成長スピードにも個体差はあります。
そして犬は情報を入手するだけでは育てられません。

ボーダーコリーと常に向き合い、しっかりと観察をして、適切な飼育をしてあげましょう。

そうすれば、ボーダーコリーにとっても人間にとっても楽しく充実した毎日が過ごせるはずです!