「賢いワンちゃんてどの子なんだろう?」
そう!皆さんご存じボーダーコリーです。
「賢いことは知っているけど、じゃ実際どのくらい賢いの?」
ボーダーコリーはその高い知能と運動神経で近年のドッグスポーツの世界においても一目置かれており、牧羊犬としてもキングオブシープドックという異名があるのだとか。
ちなみに私はゴールデンレトリバーとトイプードルを飼っておりまして、それぞれ4位と2位のランクに位置しています。
この子達も賢いなあと感じるところがよくありますが、それよりも知能の高いボーダーコリーってどのくらいすごいんだろう?と思っています(笑)
では、賢いからしつけも簡単で飼いやすさにつながるのでしょうか?
ここではボーダーコリーの賢さや飼いやすさについて、私のワンコ達との違いを見ながらお話していこうと思います。
IQが高い犬種No1のボーダーコリー
まず犬種によって知能の高さには違いがありますが、犬の知能指数は人間の2~3歳程度と言われています。
さらに人間と暮らしてコミュニケーションが取れる犬は幼稚園児程度の認知能力があるとも言われています。
カナダのスタンレーコリー博士は、犬のIQ研究を行い、以下3つのテストで犬種別の知能指数ランキングを作りました。
- 本能や直感
- 犬自らで考えて解決する能力
- 人間の指示に従う能力参照元 https://media.dogpad.jp/knowledge/12190/
これらのことから、人間と関わって作業する犬は点数が高く、独立心があり犬自らで獲物を追う本能が強い犬は低い点数結果が出ています。
ただし点数が低いからと言ってIQが極端に低いわけではありません。
ワンちゃんによっても個体差がありますしね。
ではボーダーコリーについて見ていきましょう。
ボーダーコリーは132種類の犬の中で最もIQが高い犬第1位です。
賢くないと務まらないといわれている牧羊犬としても最も優秀な犬種です。
基本的に犬は人間の言葉を165個理解して4~5の数字まで数えることができるそうですが、ボーダーコリーは250個の言葉を理解できるそうです。
また知能が高いと簡単な計算もできるといわれています。
私のワンコ達も、
「言葉に反応してくれている!」
と嬉しく思うことがありますが、ボーダーコリーはさらにいろんな言葉を理解しているのかと思うと、ワクワクしますね。
指示の理解度と初めての指示の理解度の有無を調べた研究では、ボーダーコリーはトップの成績を残しています。
また五感を使った情報収集能力も優れており、賢いワンちゃん代表です。
しかし賢いだけに、しつけの仕方を間違えると、飼い主の言うことを聞いてくれなくなります。
飼い主の一貫したしつけ方が大切
そんな賢いボーダーコリーの能力を最大限発揮できるようになるために、まずは信頼される飼い主になることが大切です。
ワンちゃんは信頼している飼い主の存在を常に意識して、どんな時でも指示に従おうとしてくれています。
では信頼される飼い主になるにはどうするのか?
それは一貫性のあるしつけを行うことです。
これは人間の子供でも同じことだと思いますが、この状況では問題ない、いいよと言われているのに、違う状況になるとだめになるといった、状況によってルールが変わることは、誰しも混乱してしまい、それは犬も同じです。
状況だけでなく、叱る人、甘やかす人といった、人によっても接する態度が違うことも、犬にとっては混乱してしまう要因です。
しつけのルールを家族全員で統一しておく必要がありますね。
私のワンコ達にも、混乱させたり、間違ったことを覚えさせないためにも、家族とルールを話し合ってしつけを行うようにしています。
遊びも賢くなるために必要なこと
一貫したしつけに加えて、犬の本能を満たす遊びや、脳を刺激する遊びも、賢くなるためには必要な要素です。
上手に遊んであげると、持っている能力を発揮して賢くなっていきます。
ボーダーコリーは牧羊犬という性質から、運動強度の高い遊び(広い場所でのダッシュ)や頭を使った遊びが得意です。
フリスビーやボール遊び、おやつを使った知育おもちゃなどいいと思います。
そして大事なのは、たくさん褒めてあげることです。
ワンちゃんも褒めてもらうことでうれしくなりやる気に繋がります。
人間もワンちゃんも、お互い楽しく生活したいですね。
どの犬種も、飼い主の影響で賢くなる可能性を秘めており、また個体差があります。
その子にあったしつけの仕方を見つけて、個性や性格を尊重し愛情を持って接してあげるといいですね。
ボーダーコリーを飼うために必要なこと
賢さダントツのボーダーコリー。しつけをしっかりすることで、最高のパートナーになってくれることでしょう。
しかししつけのやり方を間違えたり、ボーダーコリーの特性を理解していないと、一緒に生活するうえで大変なことも出てくると思います。
私は犬を飼う前に、その犬種のルーツや特性を調べました。
たとえば、ゴールデンレトリバーは優しく穏やかな性格で、使役犬としての賢さもあることから飼いやすい、など、自分の生活環境に向いているか考えお迎えしました。
そしてどの犬種でもそうですが、子犬のころからしっかりトレーニングをしてあげてください。
牧羊犬の性質から動くものに反応して吠えたり、追いかけたりしやすい傾向がありますので、飼い主の指示でコントロールできるようにしておきましょう。
ボーダーコリーは中型犬ですが、大型犬並みのスタミナがあるため、十分な運動量の確保をしてあげてください。
走ることが大好きなので、アクティブに活動できる人に向いているでしょう。
散歩以外にドッグランや、ドッグスポーツに参加するのもいいかもしれません。
まとめ
- 犬の中でもトップのIQの高さを誇る
- 一貫性のあるしつけが大切
- 遊びで犬の持っている能力を発揮してあげる
- ボーダーコリーのルーツや特性を理解する
ボーダーコリーがとても賢い犬種であること、また飼いやすさについてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
可愛くて一緒にいるだけで幸せになれるワンちゃんですが、もちろん生き物なので大変さもあります。
時間を見つけて散歩やドッグランなど外に連れていくことや、食事など気にかけることはたくさんあります。
しかし、ボーダーコリーに限らず、ワンちゃんは人間にとって最良のパートナーです。
自分に合ったワンちゃんが見つかったら、一緒に楽しく、幸せな時間を共に過ごしてみてはいかがでしょうか?