ボーダーコリーのしつけ失敗したらこうなった!実例と対策を教えます

特に賢い犬種といわれるボーダーコリー。

アジリティとよばれる障害物競走や、フライングディスク競技でも活躍することが多く、運動能力の高いアクティブな犬種でもあります。

飼い主に従順な性格であり、信頼関係を築くことができれば最高のパートナーになれそうです。

しかしこのボーダーコリー、とても頭がよく、自分で考えて行動できるため、しつけが大変だそうです。

「えっ、頭が良すぎて困ることってあるの?」

ちなみに、うちのチワワ、おすわり覚えるのに1年以上かかりました。
トイレも何度失敗したことか(涙

頭がよくて、指示もすぐに覚えられるボーダーコリーなら、しつけは簡単なのでは?

そこで、実際に飼っている友人の話も交えながら、ボーダーコリーのしつけのコツと注意点についてまとめてみました。

もちろん、どんな犬でもしつけは簡単ではないですが、それぞれ犬種の特徴にあった方法があるはずです。

家にボーダーコリーをお迎えしたいけど、しつけに失敗したらどうなるのかな?
そう思ったことがある方は、こちらの記事をぜひ読んでみてください。

ボーダーコリーのしつけのコツ


まず大切なのは、とにかく飽きさせないことです。

一緒に何かをすることが好きで、逆に放っておかれるとストレスにつながります。
また、やることがないと、吠えたり飛びついたりといった、退屈をまぎらわす行動に出ます。

「本人は純粋に、楽しいことを追及しているだけなんですけどね。」

ただそれが、物を壊してしまったり、急に走り出して危ないなどの、問題行動と呼ばれるようになると大変です。

そこで、主なしつけのコツを紹介します。

  • 毎日運動させて、エネルギーを発散させる
  • いつもと違う道を通る、新しい遊びを取り入れるなどの刺激を与える
  • 多くの犬や人間とふれあい、社交性を促進する
  • 定期的に訓練を行い、できたことをよく褒める

工夫をこらしたり、時間をかける必要はありますが、愛犬の喜ぶ顔を見れば嬉しくなりますね。

ボーダーコリーのしつけの注意点

飼い主がいつもと違う態度で接すると、ボーダーコリーは混乱してしまうことがあります。
以下のことは、しつけのとき行わないよう注意しましょう。

  • 飼い主の気分で、声を荒げたり優しくなったりする
  • コマンドをあやふやにする
  • できないからといって、トレーニング時間を延ばす

賢いボーダーコリーは、指示が不明なときに自分で判断して動くこともあります。
しかし、それが思いがけない結果につながることもあるため、しつけでは一貫性のある指示を出すようにしましょう

また、訓練の集中力が続くのは10分程度といわれており、無理に続けないようにしてください。

ボーダーコリーのしつけに失敗した体験談

ボーダーコリーを飼っている友人は、毎朝の無駄吠えに困っています

朝5時から飼い主が起きるまで吠え続け、その声が響き渡るので、涼しい季節でも窓を開けて寝られません。

吠え続ければ、ケージから出してもらえると覚えてしまったようです。

最初に無駄吠えが始まったときは、眠かったこともあり、しつけを行いませんでした。
確かに、普段でも朝はバタバタしますが、さらに早起きしてしつけをするのはツライ。

しかし、その時しつけをしなかったばかりに、今では毎朝の吠え癖に悩むことになりました。
近所の方から、早朝の犬の鳴き声を指摘されることもあるそうです。

このように、適切なしつけがないと生活に支障がでるばかりか、家族や隣人にストレスを与えてしまうこともあります。

お互いに社交性を保つためにも、周囲と良好な関係を築けるようにしておきたいですね。

しつけに失敗してからでは遅い?

問題行動が始まってからしつけをすると、犬はその行動と楽しかった記憶をセットで覚えていることがあり、やめさせるのがとても大変です。

特に、飼い主さんも初心者だと、どうしていいかわからないこともありますよね。

ただ、そのままにしておくと最悪の場合は事故につながることもありますので、
早めにプロの方に相談することをおすすめします。

ボーダーコリーに限らず、犬にはそれぞれ性格や特徴があり、多くの犬と関係を築いたプロの方のアドバイスは参考になります。

一人で考えすぎると感情的に叱ってしまったり、うまくいかないことで自分を責めて落ち込んでしまうこともあるでしょう。

しかし、最初から成功することなんてありません

しつけに失敗したと思ったら、まずは落ち着いて、他人の意見を聞いてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、ボーダーコリーのしつけのコツと注意点をまとめてみました。

  • とにかく飽きさせないこと
  • 一貫性のある指示を出すこと
  • 適切なしつけがないと無駄吠えにつながること
  • 失敗したと思ったらプロに相談すること

これらのことをふまえてボーダーコリーのしつけを行うと、よりよい信頼関係を築くことができるでしょう。

不安になるときや、疲れることもありますが、しつけに対する努力はきっと報われます。
愛犬と気持ちが通じ合ったときの喜びは、何物にも代えがたく、あなたの人生を豊かにしてくれるでしょう。

しつけは、諦めず気長に、余裕をもって行うことが大切ですね。