必見!ブルテリアを飼っても後悔しないために知っておきたいこと

日本では非常に希少な犬種のブルテリア。
「ブルドッグ」と「テリア」の交配で生まれたイギリス原産の犬種です。

その希少さゆえ、

「調べてもなかなか情報が出てこない!」

「歩いていてもブルテリアに出会わない…」

なんて思うことが多いかもしれません。

でも、ブルテリアがどんな犬種でどんなところに注意すればいいのか、まだブルテリアを飼う前のみなさんや、ブルテリア初心者のみなさんは知っておきたいですよね?

私は愛しのペットをかわいさのあまり買い始めましたが、不十分な下調べのせいで飼い始めてからその子のかわいさ以外の性格に直面して、愕然とした経験があります。

この記事では、ブルテリアを飼うときの気を付けるポイントなどをご紹介します。

ブルテリアの性格は?

もともと闘犬として生まれたブルテリア。

19世紀初頭のイギリスではブル・ファイティング、ベア・ファイティングと呼ばれる闘犬競技が盛んでした。

そこから闘犬制度が廃止となり、徐々に闘争心がそがれていくとともに体系もスマートになっていきます。

小型化されたとはいってもやはり闘犬の血筋。
あごの力はとても強いので大人であっても気を抜くと大けがをしてしまう可能性も。

性格自体はとても安定しており、人間に忠実なので子犬のうちからしっかりとしつけを行えば、きちんとしつけに従ってくれます。

頑固さは否めないものの、とても良い関係を築くことができるでしょう。

こんなことで困ったブルテリア

実際にブルテリアを飼っている方はどんなことで困っているのでしょうか?

例えば、しつけをしっかりとすればとても甘えてくれて、非常にかわいくて面白い犬ですが、力が非常に強いため小学生1人でのお散歩はできないという声があります。

更に噛む力が強いために硬いものでも簡単に嚙み切ってしまえるため犬を飼ったことがない人にはあまりおすすめできないという声も。

短毛種であるため抜け毛が多く、皮膚の粉も気になるところ。
かなりひどい時期になるとずっと掃除をすることを余儀なくされる、なんてことにも。

子供がいるご家庭で飼うときはアレルギーの原因ともなるかもしれませんのでかなりの後悔ポイントになるかもしれませんね。

ブルテリアを飼うときの気を付けるポイント

力強いブルテリア。
がっしりとした筋肉と骨格、力強いあごをもっています。

噛む力は非常に強く、プラスチック製のおもちゃでは力強いあごで壊されてしまうかも。

更に、しつけを十分に行わなかったがためにおもちゃを壊すだけではなく、けがをさせてしまう可能性もあるので、責任をもってしつけをするようにしましょう。

また、興奮しやすいところもあるため、一度興奮すると冷静になるまで少し時間がかかるかもしれません。
いったん興奮したら、やめさせるトレーニングが必要になるでしょう。

やたらと吠える犬種ではないためマンションで飼っている人も多いようです。

いずれも大変なことではありますが、きちんとしつけをすることでとてもかわいいブルテリアに成長してくれます。
諦めずに頑張りましょう!

気を付けるべき病気

平均寿命が11歳~14歳と言われているブルテリア。
そんなブルテリアが気を付けるべき病気はどんなものがあるでしょうか?

水晶体脱臼

水晶体という目の中の器官を支えている筋肉が、伸びたり傷つくことによりずれてしまう病気です。

発症タイミングは大体4歳ころからと言われており、高齢になるにつれ発症のリスクは高くなります。

完治が難しく、発見が遅れた場合最悪失明してしまう恐ろしい病気です。
日頃から眼の状態を観察し、心配なことがあれば動物病院へ相談しましょう。

聴覚障害

遺伝性の病気でかなり発症のリスクがあるのが聴覚障害。

その名の通り耳が聞こえなくなるこの病気は、ホワイト犬種の発症リスクが多いといわれています。

白色の元であるダルメシアンの遺伝子が原因といわれていて、一定の割合でこの障害を持つことが確認されているようです。

先天性で、元からの病気ということです。

そのほか遺伝性の問題の病気にかかってしまうブルテリア。
普段から様子をよく見て、異変があれば動物病院に相談したほうが良いでしょう。

まとめ

  • ブルテリアの性格は?
  • こんなことで困ったブルテリア
  • ブルテリアを飼うときの気を付けるポイント
  • 気を付けるべき病気

ブルテリアを飼って後悔した声や後悔してしまうかもしれないポイントをまとめましたが、いかがでしたか?

飼ってから、

「こんなことになるなんて…」

と思うより、あらかじめ大変なポイントを知っておくことで、心構えができますよね。

ワンちゃんを飼うのは、物を買うのとは大きく違います。
お金さえ出せばよいというわけではなく、そのワンちゃんの一生に責任を持つことが必要です。

私もきちんと下調べをしていれば、急な病気におどおどして慌てて症状を調べたり、行き当たりばったりなしつけにならなかったのにと少し後悔してしまいました。

ここまでネガティブな情報満載の記事を読んでもなお、ブルテリアを飼おうと決めたあなたなら、きっと大丈夫でしょう。

正しくしつけをしてあげて、ブルテリアのことを家族の一員にしてあげてくださいね!