最近はペットと一緒に暮らす方がものすごく増えていますよね。
昔は犬を飼うと言ったら庭先に犬小屋を建てて外で飼うことがほとんどでした。
しかし最近は家族のように家の中で一緒に生活するスタイルがずいぶんと増えてきました。
私も子供の頃は家の外で飼っていましたが、現在一緒に住んでいる愛犬は家の中で生活し、一緒のベッドで寝たりもします。
また、住んでいる地域でもペット可のアパートが増え、家の中で家族同然のように飼う人がとても増えているなぁと実感しています。
室内飼いとなるとどうしても発生してしまうのがお留守番ですね。
ず~っと一緒というわけにはいきませんから、どうしても一人でお留守ワンならぬお留守番をしてもらう必要が出てきます。
留守番と言えば番犬ってイメージがありますので、今回はジャーマンシェパードを例にして愛犬に留守番してもらうために気をつける事をお話ししていきます。
シェパードってどんな犬?
まずシェパードという犬種について簡単に紹介します。
- 原産国はドイツ
- 元は牧羊犬として活躍していた
- サイズは大型犬
- 体格は筋肉質で足腰がしっかりしている
- 標準的な体重はオスなら30~40kg、メスは22~32kg
警察犬と言えばジャーマンシェパードが一番有名ですね。
それは賢さと忠誠心が高く、訓練されることを好む性格が適しているからなんです。
知らない人に対して強い警戒をしてくれるイメージが強いのですが、実は臆病なところや甘えん坊だったり、打たれ弱かったり、オンとオフのギャップが激しかったりします。
あんなかっこいい感じのするシェパードなのに臆病で甘えん坊って意外ですねぇ。
しかし、臆病な性格だからこそ警戒心が強くなるといった面があり、そのあたりが警察犬や番犬として適任だったりします。
愛犬に留守番をしてもらうのに気をつけるポイントとは?
ここ最近、犬を飼う環境が昔と比べるとずいぶん変わったと感じます。
私が子供の頃は外で飼うことが当たり前でした。
しかし、現在では室内飼いがずいぶん多くなっています。
ある室内飼いの割合を調べた調査で、2012年は36.8%だったのに対して2021年は86%とほとんどの場合室内飼いだったそうです。
約10年で随分飼育環境が変わったことが数値として表れてますね。
私自身もかつて飼っていた子は家の外でしたが、現在は家の中で飼っています。
そうなってくると気にしなければいけないのが、自分たちが外出しているときのお留守番なんですよね。
本来、犬は群れで行動する動物です。
そのため、一人でいることをあまり好みません。
しかし、そんな子をひとりでお留守番してもらおうというのですから、すこしでも快適に暮らして不安やストレスを減らしてあげることで、お留守番ができるようになってきます。
そこで、次のような準備が必要となります。
環境の用意
ケージやサークルの用意
自分の居場所(テリトリー)を作って上げることで安心して過ごせるようになります。
犬は狭くて暗い場所を好む傾向がありますので、クレートの上からシーツや毛布などをかけて薄暗くしてあげると安心できるそうです。
トイレシートの設置
外出中に愛犬がトイレを使えるようにトイレシートを準備しておきましょう。
普段からトイレシートを使い、トイレの場所を覚えるトレーニングを積んでおく準備をしておきましょう。
設置場所も重要で、寝床の近くでは排泄したがらないので距離を取って設置してあげてください。
水やフードの用意
留守番中、おなかが空いたりのどが渇いたりしないように水とフードの準備をしておきましょう。
室内の温度管理
犬は暑さに弱い動物のため、特に夏場は温度管理に気をつけて室内が快適な温度になるようにエアコンを使い暑くなりすぎないようにしましょう。
また、冬場に寒いのがかわいそうだとヒーターを付けっぱなしにして外出すると、空気が乾燥しすぎてしまうので湿度管理も重要になります。
おもちゃの準備
暇つぶしが出来るように一人遊び用のおもちゃを用意して上げるとストレスを減らすことが出来ます。
しつけ
環境の用意のほかに、愛犬がひとりでお留守番出来るように子犬の頃からトレーニングを積んでいくことが大事になります。
その時に使うと便利なアイテムはクレートを利用したトレーニングです。
クレートとは箱形の移動ケースのことで、暗くて狭いところが好きな犬の習性にあった環境を用意することが出来ます。
知らないと狭いところに押し込めて可愛そうと思ってしまいがちですが、実はその方が落ち着くんです
お留守番する時間も最初は短時間からはじめて、少しずつ長くするようにして慣れさせていってください。
そうすることでストレスをあまり感じさせずお留守番をしてくれるようになっていきます。
留守番中、愛犬が何をしてるか気になりませんか?
外出中、愛犬が何をしているか気になりませんか?
昔、ペットというタイトルの3Dアニメ映画を見たことがあります。
飼い主が外出している間に外へ出て大冒険をして、飼い主が戻ってくるまでに家に戻り何食わぬ顔してお出迎えをするという内容でした。
さすがにそんな大冒険は繰り広げないでしょうが、お留守番している間に何をしているかはきっと気になることでしょう。
そんなときにおすすめの確認方法があります。
ペットカメラを使う
最近はスマホを使ってペットや幼児の様子を見ることが出来るペットカメラが人気です。
価格は安価な物だと5千円くらいからあり、高価な物だと2~3万円する物もあります。
おすすめな物は次のような機能を持っている物です。
- 映像が鮮明で部屋の様子がきちんと確認できる
- 暗い部屋でもチェックできる暗視機能が付いている
- 付属のアプリが使いやすい
- 餌やりなどの付加機能が付いている
AlfredCameraというアプリを使ってみる
AlfredCameraというアプリを知っていますか?
このアプリを使うと、使っていない古いスマホをペットカメラのように使うことが出来るんです。
嬉しいことに基本的な機能であれば無料で使うことができ、有料版にすると次のような機能が使えるようになります。
- フルHD画質で確認出来る
- 録画の撮影時間が延長
- 同時に確認出来る人数が3人に増える
- 広告表示無し等
まず無料版の機能をお試しで使ってみて、気に入ってから有料版に出来ますので気軽に試すことが出来るのがいいですね。
私もこのアプリを使っており、お留守番中にへそ天で寝ている愛犬をチェックできるので安心して外出することが出来ています。
まとめ
- シェパードがどんな犬種なのか?
- 留守番をしてもらうのに気をつけなければいけないこと
- お留守番の間、一体何をしているのか?
今回は愛犬にストレスなくお留守番をしてもらうためについてお伝えしました。
お留守番というのは飼い主側の都合であって、ワンちゃんは本当は飼い主さんと一緒にいたいんです。
愛犬も家族の一員ですから、ストレスを感じることなく過ごして欲しいと思っています。
私も現在愛犬を飼っており、いつも外出から帰ってくるとクレートから出てきて嬉しそうにお出迎えをしてくれます。
きっとストレスなく過ごせているから快くお出迎えをしてくれているんだなと感じています。
この記事を読んで頂いた皆様が、留守番の準備を整えて飼い主も愛犬もストレスのない良い生活を送れるようにして頂けたら幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。