突然ですが、シェパードと聞いてどんな犬種を思い浮かべましたか?
私の最初のイメージは黒色の警察犬や麻薬探知犬などとして活躍している犬種というイメージが浮かんできました。
私が思い浮かべていた犬種はジャーマン・シェパード・ドッグなのですが、実は他にもなんと60種類以上もいて、毛色も黒以外に沢山あることを知ってビックリしています。
ホワイト・シェパード・ドッグと言われる真っ白いシェパードやオーストラリアン・シェパード・ドッグというマール模様の入った種類もいて、黒色以外にも沢山のシェパード・ドッグがいるんですね。
アメリカや欧州各国ではどの国でも人気TOP10に入るくらい圧倒的な人気なのですが、日本国内では小型犬が人気のため大型犬であるシェパード種はまだまだ少ないです。
シェパードの魅力を皆さんにも知ってもらいたいので、沢山いるシェパードの中から代表的な3種類について詳しく解説していきます。
ジャーマン・シェパード・ドッグ
ジャーマン・シェパード・ドッグの歴史について
シェパードの中で最も有名なのがこのジャーマン・シェパード・ドッグです。
原産国はドイツで、1800年代に軍用犬として作られたのが始まりです。
牧羊犬、軍用犬として活躍していましたが、現代では家庭犬として人間と一緒に暮らすほかに警察犬、盲導犬、麻薬探知犬など、ひとのために様々な場面で活躍しています。
私も最初に思い描いたシェパードのイメージはまさにこのイメージでした。
警察犬なんて凜々しくてかっこいいですよね。
性格と特徴について
警察犬という職業犬になるくらい警戒心が非常に強く、考えて動ける賢さを持っています。
信頼関係を築くことが出来たときは従順で飼い主の指示にしっかり従ってくれ、甘えん坊でぴったりくっいてくる子が多く、そのギャップが魅力になります。
いつもキリッとしてる子が信頼して甘えに来てくれるのを想像するとカワイイですよね。
牧羊犬を任されるくらい知能と運動能力が高いので、訓練をすることは難しくないのですが、信頼関係が無いと言うことを聞いてくれないので犬を飼ったことのない初心者にはややハードルが高いです。
毛色はグレーやブラックの他に、黒地にブラウンやイエロー、グレーなどのマーキング色が入るブラックタンと呼ばれるタイプもいます。
値段
日本国内でジャーマン・シェパード・ドッグの子犬の販売価格は25万~35万円前後となります。
ホワイト・シェパード・ドッグ
ホワイト・シェパード・ドッグの歴史について
ホワイトシェパードの正式名はホワイト・スイス・シェパード・ドッグ。
元々はシェパード・ドッグの中から白い毛の個体がスイスに渡り、広がっていったそうです。
真っ白になるとずいぶん優しそうな雰囲気に変わりますよね。
凜々しい黒いジャーマン種とは全然違って見えます。
白い毛色の犬は番犬に向かないという事から排除されていき、一時は絶滅の危機に瀕していたりもしましたが、徐々に愛好家の手により繁殖や保護活動がすすめられたため、現在では頭数が増えてきています。
性格と特徴について
体つきはジャーマン・シェパード・ドッグと変わらず、違いがあるのは毛色くらいです。
性格はジャーマン・シェパード・ドッグより友好的な性格な子が多く、注意深く警戒心が旺盛であるが信頼関係を築ければ従順に接してくれるところもジャーマン種と同じで、良きパートナーになってくれるでしょう。
値段
日本国内でホワイト・シェパード・ドッグの子犬の販売価格は40万円前後です。
オーストラリアン・シェパード・ドッグ
オーストラリアン・シェパード・ドッグの歴史について
オーストラリアンという名前がついていますが、実はバスク地方の牧羊犬が祖先であり、1800年代にオーストラリアからアメリカへ渡り品種改良が行われて誕生しています。
オーストラリアからアメリカに移住したときに羊飼いの人たちが名付けたことが由来だそうです。
人間と一緒に世界中を旅して来たんですね。
性格と特徴について
性格は愛情深く、献身的な性格で、大型犬なので運動量も十分に必要となる犬種です。
1日1時間を2回を目安にしっかり散歩をしてあげましょう。
私も犬を飼っており、愛犬と一緒に散歩していると、色々な仕草一つ一つにとても癒やされます。
筋肉質でしなやかな体つきと、前方に折れた大きな垂れ耳という他のシェパード種には見られない大きな特徴があります。
毛色はブラック、レッドの他に、大理石のようなマーブル模様が入るブルーマール、レッドマールの4色です。
値段
オーストラリアン・シェパードの子犬の販売価格は45万~80万円ほど。
他のシェパード種と比べるとちょっとお高めとなっていますね。
まとめ
- ジャーマン・シェパード・ドッグ
- ホワイト・シェパード・ドッグ
- オーストラリアン・シェパード・ドッグ
警察犬のイメージが強いシェパードですが、それ以外に色々なタイプの子がいることが伝わったと思います。
凜々しい雰囲気からは気が強そうなイメージが強かったのですが、甘えん坊な一面があるなどギャップがあることが意外でした。
初心者が飼い始めるのはハードルが高そうですが、子犬の頃から守るべきルールをしっかりと覚えてもらい信頼関係を築き上げたら、きっと素敵な生活が待っていると思います。
是非、お迎えすることを検討してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。