我が家に犬をお迎えしようと考えているあなた、ボーダーコリーという犬種を知っているでしょうか?
障害物を素早く駆けるアジリティ競技の動画を見たときに、同じ種類のわんちゃんが沢山参加していて、それがボーダーコリーだったんです。
そのほかにもフライングディスクを格好良くキャッチしている所を見たこともあります。
私も犬を飼っていて、フライングディスクのトレーニングに挑戦したことがありますがキャッチしてくれなくてがっかりしちゃいました。
ボーダーコリーは身体能力が優れているだけでなく、牧羊犬として役立ってきたように賢くて優秀なため、よく命令を聞いてくれるので競技などに向いているのです。
黒&白や茶色っぽい毛色のボーダーコリーが走る姿はとっても格好良くみえました。
ボーダーコリーといえば黒と白のイメージが強いですが、実はそれ以外にも35種類以上もの毛色が存在し、全犬種の中でもトップクラスの毛色があるそうです。
この記事ではそんなボーダーコリーのもつ魅力をお話ししたいと思います。
ボーダーコリーの歴史について
ボーダーコリーの歴史はかなり古く、8世紀から11世紀頃にバイキングによって北欧のスカンジナビア半島からイギリスに連れてこられた牧羊犬が祖先だと言われています。
ヴァイキングというと海賊ってイメージがすっごく強いですが、実は交易民でもあり農民的なこともたくさんしていたようですね。
だからわんちゃんも一緒に連れて行ったんでしょうね。
その後、現地にいた牧羊犬との交配により19世紀になってから現在のボーダーコリーに近い犬種になったそうです。
名前の由来もイングランドとスコットランドの国境(ボーダー)付近の牧羊犬(コリー)だからだそうです。
なるほど~。
ボーダーコリーの毛色の違いは40種類以上!人気の色は何色?
ボーダーコリーって全犬種のなかでもトップクラスの毛色があるそうなんです。
一番よく見かけるのは黒いボーダーコリーだと思いますが、黒以外にも実は40種類以上もあるらしく、全てを紹介するのは大変なので主に日本で見かけるTOP5のカラーを紹介していきます。
ブラック&ホワイト
日本で見かけるボーダーコリーの中で一番多いタイプといったら黒&白。
体の5割以上を黒い毛で覆われているとブラック&ホワイトと呼ばれています。
顔の中心に白いラインが入っているのなんてイケメンでかっこいいですよね。
レッド&ホワイト
レッドと言っても赤色ではなく、ややオレンジがかった茶色やベージュと白の組み合わせで、ブラック&ホワイトと比べると優しい印象に見えます。
私は前に飼っていたのがウェルシュ・ペンブローグ・コーギーだったこともあり、似た感じの色合いだなぁと思いました。
ブルー&ホワイト
ブルーと言われていますが青ではなくグレーのような淡い黒色で、ブラック&ホワイトよりも柔らかい印象に見えます。
ぱっと見オオカミっぽい印象がありますね。
トライカラー
トライカラーとは3色を表していて、黒、白、タン(茶)のような3色構成で成り立ってます。
目や口の周り、足先にタンポイントが入ることが多いのでちょっと他のカラーと違う雰囲気に感じられるかもしれませんね。
ブルーマール
マールとは体表の色が線状あるいは斑点状に薄くなり、全体的に退色したような毛色になりやすく、グレーを帯びていることを指します。
ブラック&ホワイトと比べて、やや凜々しい印象になることが多いです。
ボーダーコリーに限らずマール遺伝子を持った犬種同士を交配させると遺伝的な疾患が発生しやすくなるそうなので、将来子犬を作るつもりがあるときは注意をしないといけないですね。
ボーダーコリーの毛色で性格は違う?
毛色がこんなに違うと性格はどうなのかなと思う方もいらっしゃると思います。
ですが、毛色で性格はあまり違わないらしく、個体差やどんな環境で育ったかのほうが大きな要因になるそうです。
それよりも毛の長さが2種類ありロングコート種かスムースコート種であるかのほうが性格に違いが出るそうです。
スムースコート
ロングコートに対してやや短めの長さなので、毛の絡まりが少なくお手入れがしやすいタイプです。
見た目もスリムな感じで身体能力が高い傾向にありますが、やや神経質な子が多いそうです。
ロングコートに比べて気性が荒いのできちんとしたしつけをする必要があるそうです。
スムースコートの子はイギリス系と言われています。
ロングコート
ロングと言うだけあって少しウェーブのかかったふさふさの長い毛に覆われています。
日本ではロングのほうがよく見かけられますね。
ロングコートの子はオーストラリアやニュージーランド系と言われるそうです。
毛のボリュームがあるとのことなので、ブラッシングするのはちょっと大変かも。
性格は人なつっこく友好的な性格なので人に対して攻撃的な態度を取ることはあまりないそうです。
性別でも違ってくる
どの犬種にも言えることですが、性別の違いも性格に影響が出てきます
オスはやんちゃで活発的なのですが甘えん坊な性格の子が多いそうです。
対してメスは優しくて落ち着いた性格の子が多いそうです。
なんかどちらも人間の子どもに似てる気がしますね。
ボーダーコリーって運動好き
牧羊犬として活躍していたことから分かるように、運動好きなので毎日の散歩は欠かせません。
1日30分から1時間の散歩で体力を使ってストレスを発散させてあげましょう。
ついでに飼い主も健康になってハッピーライフを送れますよ!
その身体能力の高さと言うことを聞き分ける賢さを持っているので、障害物を駆け抜けるタイムを競うアジリティ競技やフライングディスクキャッチの様なスポーツ競技に向いています。
実際アジリティ競技の大会を見てみるとボーダーコリーの出場率は圧倒的に高い印象です。
そして活躍して上位入賞の常連さんのイメージが強いですね。
まぁ、競技に出て活躍するためにはわんちゃんと同時に飼い主さんも色々と訓練を積まないといけないのでハードルは高いかもしれませんが、活躍できるとすっごく楽しいでしょうね。
ボーダーコリーの寿命は何歳まで?どのくらい一緒に住めるのかな?
私は今の子をお迎えする前に、コーギーを飼っていたのですが、10年を過ぎたあたりから病気がちになり心配する日々でした。
15年経った頃に後ろ足が動かなくなって介護生活になり、16才の誕生日の翌日に虹の橋を渡りました。
そして新しい子犬をお迎えした直後は一緒に暮らす生活がず~っと続くと思っていて楽しみですが、やはり寿命については気になってしまいます。
一緒に暮らすに当たって、いつまで一緒にいられるのかを知っておくのは大事だと思います。
ボーダーコリーの寿命は中型犬なので、個体差はあるものの大体10年から17年くらいでしょう。
最高齢はギネス認定もされており、イギリスで飼われていた子がなんと27才まで生きていたそうです。
ビックリするぐらいの長生きさんで、人間にたとえると一体何歳になるんでしょうね。
まとめ
- ボーダーコリーの歴史について
- ボーダーコリーの毛色は40種類以上!
- ボーダーコリーの毛色で性格は違う?
- ボーダーコリーって運動好き
- ボーダーコリーの寿命って何歳まで?
どうでしょう、ボーダーコリーについて興味は沸いてきましたか?
ボーダーコリーをお迎えしようと思っている方の知りたかった内容は見つかりましたか?
私も愛犬と一緒に暮らしていて毎日一緒に遊んだり散歩したり、たまに車に乗せてお出かけする生活を送っていますが、一緒にいる生活はとっても生活に潤いが出てきます。
この10年くらいで人間と犬との距離感がずいぶん変わってきていると感じます。
かつてはペットという立ち位置でしたが、今は家族と感じる人がとても増えています。
家族として一緒に暮らすためには飼い主も色々なことを知っておく必要がありますよね。
先代のわんちゃんの時にはパピー教室なんて無かったんですが、今飼っている子の時には教室があったので、そこに申し込みました。
その教室がある施設にはドッグランも併設されており、そこで遊ばせているときにボーダーコリーの集団と一緒に遊んだ事があるのですが、その時に先輩わんちゃんとして犬同士のあいさつの仕方や遊び方などを教えて頂いた事がありました。
ボーダーコリーってとても賢い犬種なんだなぁと思いますので、しっかり訓練をすることが出来れば楽しい生活が送れると思いますので、是非お迎えすることを考えてみてください。
パートナーとなるわんちゃんが見つかるといいですね。