レオンベルガー 大きいについて ~知っておくと便利な5選~

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レオンベルガー?超大型犬?どれくらい大きいの?
など、大きさについて、知りたい貴方に必見です!

この記事を読めばレオンベルガーの“大きい”について、知っておくと便利な5選を色々な角度からの情報が満載です!

私にとっての大きいワンコといえば、アルプスの少女ハイジのヨーゼフ(セントバーナード)で、幼い頃からの憧れです!年代ばれちゃいますね(笑)

レオンベルガーのルーツでもある、セントバーナードと比べてどのくらい差があるのか、大きさを例えるとどのくらい、など興味深々でレオンベルガーの大きいについて、ご紹介していきたいと思います。

一つ目の大きい…身体的な大きいについて

「実際にどれくらい大きいの?」

大きさ比較

犬種 体高  体重 大きさの分類
レオンベルガー 65~80cm 34kg〜50kg 大型犬~超大型犬
トイプードル 26cm~28cm 3~4kg 超小型犬
セントバーナード  61cm〜70cm  50kg〜91kg 超大型犬

トイプードルとの比較
体重がトイプードルの10倍以上。
という事は、トイプードル10匹分、どれだけ大きいかがよくわかると思います。

セントバーナードとの比較
レオンベルガーの方が高さがあり、すらりとした超大型犬種となります。
ライオンのようなワンコと言われるだけあって、カッコいい体型ですね!

「レオンベルガーの大きさ たとえてみると?」

大きさ たとえてみると!
胴囲 96㎝~104㎝ 男性のLLサイズくらい
首囲 54㎝~60㎝ 2ℓのペットボトルを重ねたくらい
背丈  77㎝~84㎝ 1歳半くらいのお子様くらい
体重  50㎏~70㎏ 想像つきますよね(笑)

大きな男性の胴回りくらい大きいレオンベルガー、
首回りも大きくて、思いっきりぎゅーっと抱きしめてみたいです!

2つめの大きい…居場所の大きいについて

「大型犬のケージって?」

体の大きさは関係なく、大型犬にも安心できる場所としてケージが必要と考えます。
ワンコはテリトリーの意識が高いため、自分のスペースは、ワンコにとって落ち着くための大切な居場所といえます。

大型犬には、飛び越えたり倒したりする心配のない、屋根のあるケージがお勧めです。
お留守番の際の、誤飲・誤食・いたずらの対策にも効果的です。

大型犬用といってもただ大きければいいわけではありません。

室内飼いに適した大きさは、ワンコが体の向きをスムーズに変えられる幅で、立ち上がった時に天井まで十分なスペースがある高さが目安となります。

外飼いの場合、余裕を持って動き回れるフェンス型がいいです。

屋根があり、雨風が吹き込まない置き場所、ストレスを感じない十分な広さが必要です。
大型犬は噛む力が強いため、頑丈なスチール・ステンレスなどの金属素材が必至となります。

個人的には、暑さや寒さ、何より安全性を考えると、室内飼いをおすすめいたします。

それは怪我や災害時の際にも慣れた状態で過ごせるため、子犬の頃からケージでのトレーニングをしておくとリラックスできる大切なポイントだと思います。

ケージはワンコにとって自分専用の場所ですので、ベッドもこの中に設置してあげることをお勧めします。

大型犬のベッドは大きいので、場所を取ってしまいます。
ベッドを購入する際、家のどこに置くのかを決めて選ばれるのがいいと思います。

ワンコはベッドをおもちゃ代わりに、噛みちぎり、中綿を出して遊ぶなど、壊してしまうケースも多いです。
おもちゃとベッドの区別をしつけることも大切です。

ケージ選び、ベッドを入れる?敷物を用意する?考えるだけで幸せな楽しい時間です。
大きくて愛おしいワンコに、愛情いっぱいの快適なお部屋を作ってあげてほしいと思います。

3つ目の大きい…食事の大きいについて

「レオンベルガーの食事の量ってどのくらい?」

大型犬の食事の2倍の量を想像してみてください。

幼い頃、セントバーナードが欲しいと両親にお願いしてみました!
真剣に考えてくれた父母。

毎日お野菜だけでもキャベツ2個は必要と聞いて、費用の問題ではなく

「スケールが大きすぎて、幼い子供がいては面倒をみるのは無理」

と、説得されて諦めた経験があります(笑)

食器は大きくて、耐久性のあるステンレス製の丸いボウルがお勧めです。
直径20cmほどの大きめのものを、ドカ食いを防げれば、胃捻転の防止にもなるからです。

お水の食器はボウルでも問題ないのですが、衛生面や飲み過ぎの防止のためには、給水ボトルタイプがいいと思います。

また、食器台を使用し、食器の高さを首の高さにしてあげるだけでも、胃捻転の発症のリスクを下げられます。

4つ目の大きい…リスクの大きいについて

「レオンベルガーのなりやすい病気は?」

◎股関節形成不全

股関節形成不全…股関節がゆるみやすくなり、変形したり、正常な形成がされなくなる病気。
原因…遺伝の場合もありますが、大型犬は過度に股関節に体重がかかることが負担となり発症するケースもあります。

成長期に激しい運動は避けて、股関節への負担を少しでも減らしてあげることが予防となります。
症状…脚をひきずるように歩いたり、かばったり、歩行に異変が見られます。

◎肘関節形成不全

肘関節形成不全…関節の発育の不全によって傷みがおこる病気。
症状…肘関節の上腕骨、とう骨、尺骨のいずれかに異常が起こり、前足を引きずるようになります。

◎胃拡張・胃捻転症候群

大型犬によく見られます。
原因…大量のガスや体液が胃に溜まることにより、胃の拡張やねじれたりする病気。

症状…大量のよだれ・たくさん水を飲む、吐きたいけれど吐けない、お腹の膨れ、などの症状があれば、胃拡張・胃捻転を疑ってください。

防止策…複数回に分けての食事・早食いに気をつける・食後は激しい運動をしない

◎アジソン病

副腎皮質機能低下症…副腎の機能が低下することによって起こる病気です。
レオンベルガーのオス、2~7歳にみられる病気で、
元気や食欲がない・体重の減少・下痢と嘔吐をくり返す、などの症状がみられます。

◎レオンベルガー多発性ニューロパチー(LPN)

レオンベルガー特有の遺伝子疾患で、放置しておくと立つことができなくなってしまう怖い病気です。

遺伝子検査を事前に受けることが可能ですので、子犬の間に検査を受けておかれる事をお勧めいたします。

症状…後ろ脚の筋力低下・運動麻痺・感覚障害

胃捻転やレオンベルガー多発性ニューロパチーは、早く治療をしなければ死に至る可能性があるため、症状があった場合はすぐに病院で診ていただく判断が必要となります。

大きいが故の病気を患いやすいため、費用を気にせず治療させてあげられるようにペット保険へのご加入も検討してみてください。

5つ目の大きい…大きいの大切な事について

☆命を守るリード・ハーネス

二本付けてのお散歩をお勧めします。

離れてしまって事故にあったり、大きいために少し当たっても誰かに怪我をさせてしまったり、そんな悲しい出来事が起こらないように・・・。

☆呼び戻し・アイコンタクトの大切さ

我が家のワンコ、一度だけ、ひょ~っと父について外に出てしまいヒヤッとしたことがありましたが、呼び戻しのおかげで、当たり前のようにトコトコ帰ってきてくれました。

老犬になり、耳が聞こえづらくなった時、アイコンタクトで愛犬が何を言いたいのか、逆に、飼い主が愛犬に何を伝えたいのか、分かり合える大切な合図です。
愛犬が不安にならないためにも、毎日のコミュニケーションを大切にしてくださいね。

☆うんちについて

レオンベルガーは人間より大きなウンチをします。

うんちは健康のバロメーター。

いつもと違う量、匂い、形状、それを見てあげることで、病気の早期発見につながる大切な検査キットと思えると、うんちのお世話も量を楽しみになりますよ!

うんちトラブル、犬嫌いの方にマナーを守っていてもにらみつけられことがありました。
お散歩バックの中身もかなりの量を、大きいから詰め込まないと(笑)

まとめ

  • トイプードルとの比較…体重がトイプードルの10倍以上。
  • セントバーナードとの比較…レオンベルガーの方が高さがありすらりとした超大型犬種。
  • 大型犬にも安心できる場所としてケージが必要。
  • 大型犬には、飛び越えたり倒したりする心配のない、屋根のあるケージがお勧め。
  • 食器台を使用し、食器の高さを首の高さにしてあげるだけで、胃捻転の発症のリスクを下げられる。
  • 愛犬が年をとっても不安にならないために、毎日のコミュニケーションが大切。
  • うんちは健康のバロメーター。
  • お散歩のマナーを守りましょう。

大きいワンコが病気になった時、抱きあげて病院へ行くことは、すごく大変な事です。
お家の近くに、大型犬を診ていただける病院があるか、往診していただける病院があるかなど、下調べをして、最善の状態で家族に迎える事は、飼い主の義務だと思います。

リスクは大きいかもしれませんが、その代わりにそれ以上の大きな喜びと幸せな日々が待っています。

一概には言えませんが大型犬の寿命は短いと言われています。
一瞬一瞬を大切に・・・

大きな温もり優しさ
時には隣でもたれかかったり
お休み中にお腹を借りて

「軽く 軽く ですよ!」

充電させてもらったり・・・

シャンプー後はどれだけ小さくなるんだろう
わくわくが止まりません。

最適な環境作り、最善の準備、そして最高の愛情で大きなワンコとのドッグライフをお過ごしください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。