「訓練が大変だ~。どうしたらいいんだろ?」
「ロッティの子犬飼おうかな?」
「しつけたつもりだけど、命令に従ってくれなかったり無視するんだよね。なんで?」
「訓練して、攻撃してきたらどうしよう。心配だ…」
「はい」と答えた人へいいアドバイスがあります^^
訓練する前に飼い主の方へ理解して欲しい事があります。
それは、ロットワイラーは人を喜ばせたいという意志が他の使役犬ほど強くないと言うことです。
ドッグスポーツや救助犬や追跡犬としての役割も習得していたり、家族を熱心に守ったり、自分の領土を熱心に守ろうとして、非常に賢く、訓練されることを熱心に取り組む犬種で、主人との本当のパートナーシップを求めています。
ロットワイラーの訓練をする時に一番重要なことをお伝えします。
それは、忍耐です!
子育てを経験されている方なら共感して頂けるかと思います。(笑)
例えば、朝リビングルームであなたが教えた事(しつけ)を子どもが覚えたとします。
翌朝、公園に連れて行った時に、その事(しつけ)を覚えているとは限らないですよね?
こんな感じで、ロッティの訓練(しつけ)も同じ様に一回で覚えることは難しいので、毎日コツコツ継続して教えて行きます。
私もペットショップから1才くらいのヨーキーを家に迎え入れて、訓練した経験があります。
「おしっこはココにするんだよ^^」
って何回も話しかけて、成功したらおやつあげて、壁のところにしたら
「白い壁にしたんやね~(T_T)」
って悲しんだ顔をしながら叱ってました。
覚えるまでに時間と忍耐とが必要だったことはよく覚えてます^^
今回は、ロッティの子犬を適切に訓練(しつけ)する方法3つのポイントをご紹介します^ ^
ここでお伝えする訓練は章をもらう目的の訓練ではなく、一般的な訓練です。
訓練のタイムライン
何歳までに何を出来るようになってほしいか大体の目標を立てましょう。
子犬の能力を最大限に引き出す為に、
早い段階で良い行動を教えて、社会化させることがポイントです。
早い段階って何歳?
それは、生後6週目から6か月の間に子犬のしつけを始めるとスムーズに覚えられます。
「ウチのロッティ6か月過ぎてるからもう無理か…」
と諦めかけてませんか?
確かに6か月過ぎると成犬になるから、もう少し時間と、努力、忍耐が必要になるかもしれません。
でも、主人のあなたを幸せにしたいと思っているので成犬、年老いていて訓練をされていないとしても落ち込んだり諦めないでください。
ロッティは、とても賢くて従順で忠実なので、ポジティブな強化トレーニングと適切なコミュニケーションをすれば、あらゆる年齢の訓練が可能です。
- 夕食中に横になって物乞いをしない
- 訪問者が来たときにかかとを立てることができる
- 呼ばれたら来る
- 基本的なマナーを学ぶ
ステップ
ステップ1 子犬から始める
生後6~8週目の子犬が帰宅する前から訓練は始まります。
それはブリーダーがする役割で、子犬を毎日触って笑ってあげたり一緒に過ごすという訓練です。
ステップ2 立場の理解
家庭の中で犬がボスの様な態度をしたら、あなたはロッティを叩いて自分の立場やコントロールをして犬に証明できると思いますか?
もし、出来ると思われたり既に行っている人がいたらそれは間違えた訓練です。
実は支配したり、上下関係を示す態度をする必要はなくて、優しくしたり、注意深く理解するだけで十分なんです。
ロッティを乱暴に扱って訓練で命令を聞かせるのではなく、あなたがロッティの良い行動を促すために何ができるかを考えることの方が大事です。
決して口を押える等の体に痛みを覚えさせる訓練を示してはいけません。
ステップ3 他の人・犬との交流
幸せで快適に過ごしたいなら、子犬を社会化させることが重要です。
例えば、お散歩に行くと他の犬と出会ってクンクンしたりしますよね。
これも大事なコミュニケーションなのですが、それだけではなく、他の犬の飼い主さんだったり、友達等と交流をして一緒でも快適に過ごせるようにして子犬の頃から社会化させることが重要なんです。
ステップ4 ポジティブ強化
これはどういう意味かというと、あなたがロッティに繰り返しやって欲しい良い行いをした後、おやつなどのご褒美を与えてコミュニケーションを取る最高の方法です!
どんな行動をしたら報酬(ご褒美)をもらえるかを理解していきます。
ここでの重要なポイントはゲームの様に感じることです。
ただ、ロッティは肥満になりやすいので高脂肪系おやつを与えすぎない様に注意して下さいね。
ステップ5 怒鳴り声、叩くを避ける
もし、あなたが熱心に教えたことをロッティがなかなか実行してくれなくてイライラしてロッティを怒鳴ったり叩いたりすると混乱と恐怖を与えるだけで、逆効果です。
そんな時は、あなたがロッティから一度離れて別の場所へ行き、しばらく別の事をして、後でもう一度覚えて欲しいことをロッティに教えて下さい。
ステップ6 タイミング
実は、犬の訓練には完璧なタイミングが必要です。
例えばお座りを覚えて欲しいとします。
犬が立ち上がって歩き出すとき、座っている状態の時にご褒美をあげると、ロッティはとても喜びます。
でも、ロッティが歩いている時に、なにげなくおやつをあげたりすると、次に座れるようにお願いしてもロッティは歩いてる時におやつをもらえるんだと思い出してその場を立ち去るでしょう。
ステップ7 簡単な指示を教える
ロッティは、子犬であろうと成犬であろうと、訓練を完了するのにいくつかの簡単な指示を学ぶ必要があります。
これらの指示は、ステップ4で説明したゲーム感覚でおやつを与えて、褒める訓練を使用して教える必要があります。
ステップ8 忍耐
一番難しいステップが忍耐力かもしれません。
訓練は一晩で終わることではないので、思い通りにいかずに退屈だったり、面倒な気持ちになったりする時もあるかもしれません。
そんな時は、ロッティは奴隷ではなく、あなたのパートナーで、あなたを幸せにしたいと思っていることを思いだしてください。
一般的な訓練方法
お座り
まずはお座りを訓練しましょう。
お座りを教えると、餌をあげたり毛づくろいをしたりする様な大変な作業がロッティにとってとても楽になります。
- ロッティが大好きなおやつを選ぶ。
- あなたは立った状態で手でおやつをつまみ、注意を引く。
- おやつを持った手をロッティが顔を上げた状態で手前に出す。
- あなたの手をロッティの顔を通り過ぎさせる様に前にスライドさせる。
- お座りの状態になったら「お座り」と声掛けする。
- おやつを直ぐ挙げてたくさん褒める^^
ポイント:お座り以外の声出しをこの時にすると訓練が長引くのでなるべく控えましょう。
お手
お座りが出来るようになったら、次はお手を訓練しましょう。
これは、爪切りを簡単に行うためにする訓練です。
- ロッティが大好きなおやつを選ぶ。
- あなたは片膝立ちで手でおやつをつまみ、注意を引く。
- ロッティにお座りの声掛けをしてお座りの状態にする。
- あなたの片方の手で優しくロッティの片足を前に出し、あなたの手の平に置く。
- お手の状態になったら「お手」と声掛けする。
- おやつを直ぐ挙げてたくさん褒める^^
ダメ
これはとても重要な訓練です。
特に子犬時期は本能的に物を噛んだり、乳歯から永久歯に生え変わる時期にいつもと何か違う感じがするため物を噛んでしまうことが増えてきます。
ロッティは何が間違えなのか分かっていないので、それを理解させてあげる必要があります。
この訓練は、ロッティが何か悪いことをしている時にだけ行いましょう。
- 何か悪いことをしている行為をあなたが見た。
- その行為をしている時に、しっかりとした低音の声でダメと声掛けする。
- そのまま悪い行為が続く場合は「ダメ」と声掛けしてその物を排除して下さい。
ポイント:感情的になり過度に怒ったりしない様にしましょう。
まとめ
- 生後6週目から6か月の間に始めるとスムーズに覚えられます。
- ゲーム感覚で褒めて訓練を継続しましょう。
- 重要なことはあなたの忍耐力です。
私がヨークシャーテリアを飼ったときはインターネットがなかったので、本を見ながら訓練をしてました。
その本にはダメな行為をしたら叱るとかいてあったのでその通りに叱ってましたが、改めて海外のしつけを参考にしながら勉強をすると私がやっていた行為は恐怖を与えていたのだと知りました。
次に犬を飼う機会があったら褒めて褒めて褒めまくって一緒に喜びを分かち合おうと思います^^
あなたの自由なアイデアでロッティにゲーム感覚で、楽しい訓練を長期的にゆっくり育んで行ってくださいね。