シェパードという犬種をご存知ですか?
じつはシェパードという犬種は40種類以上も存在しており、全犬種の中でもトップクラスの種類が存在しています。
アメリカや欧州での人気は常にトップ3に入るほど大人気で、その中でも一番有名なのがジャーマン・シェパード・ドッグと呼ばれる犬種です。
警察犬になったりして人間社会に色々と貢献しているため、一度は目にしたことがあると思います。
私もジャーマン・シェパードといえば警察犬や麻薬探知犬のイメージがすぐに浮かんできました。
それだけ人気があるので、いろいろな他の犬種との交配がされた雑種が誕生しています。
今回は沢山いる雑種の中から一部になりますが紹介させていただきます。
シェパードとはどんな犬種?
まずはシェパードがどんな犬種なのか簡単に紹介します。
シェパードというのは羊飼いという意味を持っており、昔から牧羊犬として活躍してきました。
その中でもオールド・ジャーマン・シェパードと呼ばれるドイツが原産国となったシェパードがいました。
その後、牧羊犬としての作業性や訓練生を高めるため様々な交配が繰り返され、現在のジャーマン・シェパードが誕生しています。
性格は飼い主に忠実で深い愛情を持っていて、賢いため訓練がしやすく命令を素早く覚えてくれます。
この気質があるため警察犬などの職業犬になってくれるんですね。
大型犬なのでエネルギッシュで体力があり運動が大好きなので、しっかり散歩や訓練で走らせてあげることが必要になります
警察犬としての活躍から凛々しくてカッコいいというイメージが強いですが、実は甘えん坊という意外な一面も持っています。
ちょっとビックリしますよね。
雑種の定義について
最近は雑種という表現以外にミックス犬とかハーフ犬なんていう呼び方が増えてきました。
そこで、それぞれの呼び名についてすこし説明したいと思います。
純血種
純血種とは、両親が同じ犬種同士の組み合わせのことを指します。
親犬の外見や性格が引き継がれるため、将来どのように育つのかが分かりやすいです。
ハーフ犬、ミックス犬
意図的に異なる純血種同士を組み合わせて作られた犬種のことを指します。
外見も性格も親犬のどちらの特徴がより現れるかにより異なるため、それぞれ異なっている点が純血種と異なります。
最近はペットショップでよくミックス犬を見かけるようになりましたよね。
雑種
どの犬種の血が入っているか不明な場合はすべて雑種として扱われます。
かつての日本では野良犬がいるのが当たり前で、どのような組み合わせで交配が起きるかは自然任せだったため様々な雑種が誕生していました。
しかし、現在はDNA検査をすれば元の犬種を調べることが出来るそうです。
技術の進歩って凄いですよね。
この記事においてはハーフ犬やミックス犬も雑種として扱っています。
シェパードと掛け合わされた雑種の紹介
基本的な特徴
シェパードと掛け合わされる犬種の違いにより異なりますが、大体の傾向は次のようになります。
外見は中型から大型で、筋肉質でがっしりとした体型になりやすいです。
平均寿命は10~14年と平均的な大型犬相当になり、健康上の主な問題は大型犬特有の関節病や肥満に注意ですが、純血種より健康問題は出にくい傾向になるそうです。
ではそれぞれの掛け合わせについて紹介していきます。
ウルフドッグ
主なところではシェパードとシベリアン・ハスキーの組み合わせとなります。
交配で狼の血が75%以上入っている場合はハイパーセントと呼ばれています。
外見がより狼に近くなるという特徴があります。
オオカミっぽくなるってちょっとかっこいいですよね。
ドーベルシェパード
シェパードとドーベルマンの組み合わせです。
外見はどちらの血が濃く現れるかでおおきく変わってきます。
性格は訓練の入りやすさはシェパードの気質、自我の強さが強いのはドーベルマンの気質があり、この気質の組み合わせによってはトレーニングの難易度が跳ね上がってしまうこともあるそうです。
ゴールデンシェパード
シェパードとゴールデンレトリーバーとの組み合わせです。
忠誠心や愛情が強く、知性が高いのが特徴になります。
しっかり社会化できたら、優秀な家族の一員になってくれることでしょう。
カルメンシェパード
シェパードとコーギーの組み合わせです。
足の短いオオカミのような面白い外見が特徴となります。
シェパードの配合の中ではやや小ぶりな中型で社交的であり友好的な性格になりやすいです。
コーギーもシェパードもどちらも牧羊犬ですので、きっと小さいながらも優秀な番犬になってくれるでしょう。
まとめ
- シェパードとはどんな犬種?
- 雑種の定義について
- シェパードと掛け合わされた雑種の紹介
シェパードの雑種について、知りたいことは見つかりましたでしょうか?
ここ最近のペットブームでは以前のような純血種人気だけではなく、ミックス犬が随分増えたように感じます。
私も以前飼っていたのが純血種のコーギーでしたが、現在飼っている愛犬はミックス犬のため、純血種以外の犬種が増えたなぁとすごく実感しています。
ミックス犬には純血種にはない特徴があったりして、それもまた飼っていて面白い経験ができると思いますよ。
最後までこの記事を読んでいただき、ありがとうございました。