シェパードは警察犬としてなじみ深く、正義感があり悪を見逃さないヒーローのような外見ですよね。
ある意味「怖い」と思われがちなシェパードは、愛に熱く知的で運動神経抜群!
私はよく刑事ドラマやサスペンスドラマでシェパードを見るたび、その雄々しい姿に憧れを感じています!
そんなシェパードですが、しつけをするとなると一筋縄でいかないようで、しつけ教室やドッグトレーナーに頼るのが一般的なようです。
どんな犬もそうだとは思いますが、子犬の頃からしっかりとしつけておかないと問題行動を起こしてしまうなんてことも。
この記事を読めば、シェパードの問題行動やその対応策など、シェパードのしつけについて理解できるようになります。
シェパードってどんな犬?
今では警察犬などのイメージが強いシェパードですが、その歴史は何百年も前のヨーロッパ初期にまでさかのぼります。
シェパードとは、そもそも「羊飼い」という意味で、牧羊犬として主にドイツの山岳地で活躍していた犬がシェパードの祖先として考えられているようです。
ドイツ軍がその牧羊犬を改良。
1899年にスタンダードが定められています。
第一次世界大戦では実際に物資の運搬、捕虜の監視として活躍しており、その姿が世界中で知れ渡るきっかけとなっていたようです。
引き締まっている筋肉質な体系で、頭部は丸みを帯びたくさび形。
耳がピンと立っており、まっすぐで体にぴったりと密着している毛質です。
現在は警察犬としてだけでなく、盲導犬や護衛犬としても幅広く活躍しています。
性格は人間に忠実で、飼い主の言うことをよく聞くことができます。
高い知能で落ち着きと攻撃性の二面を併せ持ちますが、訓練次第でしっかりとコントロールすることができますよ。
シェパードに多い問題行動は?
子犬の頃からしつけをしておかないと問題行動をする恐れがあるというのは先ほどお伝えしましたが、どのような問題行動があるのでしょう。
具体的に見ていきましょう。
飛びつき
子犬であればまだかわいいと思える飛びつきですが、成犬になるとそうもいきません。
特にシェパードの場合体つきもしっかりしているため、飛びつかれたときに転んでしまったりけがをするなんてことも。
噛み癖
シェパードは遊んでいるつもりでも、噛む力が強いため放っておくと洋服などびりびりになったり、丈夫なはずのおもちゃが壊れてしまったりと問題行動になってしまいます。
また、歯がかゆくて飼い主の手を甘噛みすることもありますが、こちらもけがにつながるかもしれません。
無駄吠え
シェパードは攻撃性が高く、神経質な面を持っています。
そのため飼い主や自分のテリトリーを守るために本能で吠えてしまいます。
吠え声が大きいため近隣トラブルに陥ってしまうこともあるため、しっかりとしつけをしてあげましょう。
シェパードのしつけ方は?
上記で挙げた問題行動ですが、きちんとしつけることで抑制することができます。
特にシェパードは素直さがピカイチで、飼い主との共同作業が大好き。
しつけは非常にしやすいといえるでしょう。
明確なコミュニケーションでシェパードを戸惑わせないようにすることがしつけ全体のポイントです。
もし問題行動を起こしたら、基本は構わない、または「してはいけないこと」と徹底して教えることです。
遊んでいる途中でそういった行動を起こしてしまった場合には一度中断し、落ち着かせてあげることが重要です。
また、ストレスがたまったり退屈な時間が多くなることでそういった行動が増える為、しっかりと運動できる時間を取り、ストレスを発散させてあげましょう。
必見のしつけコマンド
指示を出すときのコマンドは統一し、1目的に1単語が基本。
コマンドは犬を落ち着かせる効果もあり、緊急時に大事な家族を守ることができる為ぜひ実践しましょう。
トイレ、ワンツーワンツー
トイレトレーニングでは散歩中にさせるのではなく、家のトイレシートなどでもできることが理想です。
排泄物から愛犬の異変に気付くことができる為、成長していってもできるようにトレーニングしてあげましょう。
おしっこの時に「トイレ」、「ワンツーワンツー」など声掛けしてあげてトイレの合図として覚えさせるのが有効です。
「待て」「おすわり」
これらはごはんやおやつの前に使うことでトレーニングし、使えるようになれば災害時や日常生活の中でも応用することができます。
「ハウス」「おいで」
いずれも室内でトレーニングを行い、特に「おいで」などは外出先でも使用できれば様々な刺激がある場所でも役に立ちます。
これらのトレーニングにはおやつやおもちゃ、またその子にとって安心できる場所になるクレートやサークルなどが欠かせません。
子犬の頃からしっかりとしつけてあげましょう。
まとめ
- シェパードってどんな犬?
- シェパードに多い問題行動は?
- シェパードのしつけ方は?
- 必見のしつけコマンド
シェパードのしつけについて、失敗しないようなポイントを押さえて紹介しました。
私はよくテレビなどで手に負えなくなってしまったワンちゃんを見るたび、しつけは飼い主の責任だと自戒するようにしています。
しつけが不十分というのは、飼い主だけではなく犬にとってもよくないことですからね。
今回の記事が少しでも参考になったらうれしいです。
楽しく愛犬と信頼関係を築きながらしつけをしていきましょう!