「ボーダーコリーは、賢くてしつけも簡単?」
「アクティブすぎて手に負えない?」
色々な体験談を見て、ボーダーコリーのしつけに不安を持っている方、多いのではないでしょうか?
私もその一人です。
と、毎日のように言う子どもたちの為に、色々調査をしている私ですが、やはり一番不安に思っているのは、
という事です。
昔、実家で飼っていた雑種犬は、ふすまに穴をあけたり、来客には必ず吠えたり・・・と落ち着きのないワンちゃんでした。
大きなボーダーコリーゆえに、しつけがうまくいかず、家の中が荒らされたり、お散歩に引きずられるように行くことになったりしたら・・・
そんな悪い想像で不安になってしまいます。
という訳で、子犬のボーダーコリーを家族に迎えようと思っている方に向けて、これからの生活がイメージできるように、お世話の仕方やしつけのコツなどを詳しく紹介します。
ボーダーコリーの子犬のお世話としつけの始め方
昔飼っていたワンちゃんが、初めて家に連れて帰ってこられた日の事は、とってもよく覚えています。
弟に抱っこされた、ふわふわのぬいぐるみのような可愛さで、感動しました!!
でも、急に連れて帰ってきたので、頭の中には戸惑いも・・・
「子犬が家にやってきたら、まず何をしてあげたらいいの?」
ボーダーコリーの子犬を家族に迎えたら、まずは、新しい環境に慣れるようにたっぷりとスキンシップをとりましょう。
子犬期のワンちゃんって、本当にふわふわ、コロコロしていて、とっても可愛いです!!
かまって!かまって!とお腹の上に乗ってきたり、服を引っ張ってきたり・・・
そんな時は、どんどん甘やかしてあげて下さい。
この時期に、家族との信頼関係を築けるかどうかが、今後のしつけのしやすさにも繋がります。
たくさん遊んで、たくさん可愛がってあげましょう!
新しい環境に慣れてきた頃がしつけをはじめるタイミングです。
- 食べなれたドッグフードを準備
- からだのケアでスキンシップ
- あなたをリーダーとして認めてもらう
食べなれたドッグフードを準備
新しい家族に迎えたばかりの子犬は、とっても緊張しています。
もしエサを食べてくれなかったら、心配ですよね・・・
そこで、少しでも安心して過ごせるように、これまで食べていたドッグフードなどを、ブリーダーに聞いておいて、同じものを用意しておくようにしましょう。
子犬の間は、消化器官が未発達なので、1日4~5回に分けて与えるようにします。
ボーダーコリーは早食いしがちなので、早食い防止の食器なども準備しておくことをオススメします。
からだのケアでスキンシップ
ボーダーコリーは、抜け毛の多い犬種なので、毎日ブラッシングをしてあげましょう。
そして、定期的にシャンプーしてあげることで、抜け毛を減らす効果もあります。
また、耳掃除や歯磨き、爪切りなども、子犬のうちから定期的に行う事で、慣れさせてあげましょう。
こうして、からだのお手入れをしてもらう事が、スキンシップにもなりますので、信頼関係を築く上でもとっても大切なお世話になります。
可愛い子犬が、ケアしてもらう為に自分に身を預けてくれるようになると、とっても可愛いですよ!毎日のブラッシングに癒されることに間違いなしです!
あなたをリーダーとして認めてもらう
ボーダーコリーは牧羊犬として、人間の作業を手伝うように改良されてきた犬種です。
なので、人間の指示を聞くことは得意としています。
しかし、それはあくまで信頼関係が築けていて、ボーダーコリーにリーダーと認められてこそです。
ボーダーコリーに信頼されていないと、言う事を聞かなかったり、攻撃的になったりすることもあります。
自分がリーダーだからと言って、叱ったり叩いたりすることは逆効果です。
たっぷりの愛情を持って、しつけやトレーニングを行う事が大切です。
絶対に成功させたいトイレトレーニング!
トイレのしつけは、絶対に失敗したくないですよね・・・
家のそこら中でオシッコやウンチをされたら、室内で飼い始めた事を後悔しそうです。
トイレトレーニングは、絶対に子犬のうちに行いましょう!
大きくなってから覚えさせるのは、とっても大変です。
産まれて数カ月は、食事の回数の多さに比例して排せつの回数も多くなるので、トイレシートをたくさん用意して広めに準備しておきます。
可愛い犬用のベッドなども置きたくなりますが、トイレの失敗が多いうちは、汚してしまいお手入れもしにくいことから、オススメしません。
最初はタオルケットなど、取り換えしやすいものを、寝具として準備しておく方がいいでしょう。
起きてすぐや、食事の後にそわそわしてきたら、トイレの方に誘導します。
この時に、決まった言葉で声をかけるのも良いです。
抱っこしたりせず、必ず自分でトイレまで行くように誘導しましょう。
トイレで排泄できたら、すぐにご褒美のおやつをあげて、たくさんほめてください。
失敗した時には、匂いが残らないように、すぐにきれいにします。
絶対に叱ったりせず、失敗した原因を探すようにしましょう。
ボーダーコリーの子犬のお散歩はどれくらい?
「ボーダーコリーはお散歩が大変そう」
と、体力や時間の問題で心配している方も多いのではないでしょうか?
実際、とってもアクティブなボーダーコリーなので、お散歩時間は1日2時間程度は必要です。
子犬の時期は、30分程で十分ですが、9カ月頃には骨格がしっかりしてくるので、様子をみて時間を増やしていきましょう。
また、ボーダーコリーはとても頭の良い犬種なので、ただ歩くだけではなく、知的好奇心を満たしてあげられるような要素も取り入れてみましょう。
広い公園で、ボールやフリスビーなどを使って遊んであげると、ストレス解消にもなりますよ!
子ども達がボーダーコリーと公園を駆け回っている姿を想像したらワクワクしてきました!!
マテやオスワリなどの訓練も行っておくことで、散歩中の思わぬ危険から愛犬を守ることが出来ます。
子犬の頃から、毎日短時間でいいので、ご褒美を用意して訓練しておきましょう。
ボーダーコリーの子犬いたずら対策!
ボーダーコリーは、好奇心が旺盛で、いたずら好きとしても有名です。
そんな情報を聞くと、
「家の中がめちゃくちゃにされるのでは・・・?」
と心配になりますよね。
今でも子どもたちに荒らされ気味の我が家・・・ボーダーコリーを迎えても大丈夫なのでしょうか?!
まずいたずら対策に一番大切なのは環境です!
愛犬が興味を引きそうな物は、徹底的に隠しておきましょう。
また、飼い主にかまってほしくて、いたずらしてしまうワンちゃんもいるので、ここは大げさに驚いたり、怒ったりせず、黙々と片づけましょう。
いたずらしても、かまってもらえない、楽しい事はない、とワンちゃんに覚えさせることが重要です。
なぜいたずらをするのか、よく観察し、原因をなくすこと。
また、外に出た時にたくさん遊んでストレス発散させてあげることが解決に繋がります。
ボーダーコリーの子犬にお留守番はできる?
「ボーダーコリーの子犬はいつごろからお留守番できるの?」
「ケージの中にずっといれておくのはかわいそう?」
と、ボーダーコリーのお留守番についても悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
家の中でお留守番をさせている間、寂しくないか、危険はないか、荒らされたりしないか、など心配は尽きませんよね。
小学生の子どもの短時間のお留守番でも、そわそわしてしまう心配性な私は、子犬を置いての外出は想像も出来ません。
特に子犬は食事の回数も多く、その分排せつの回数も多いです。
食事の間隔が空いてしまう事や、トイレの失敗の事を考えると、子犬期のお留守番はオススメしません。
誤飲などの危険も高い子犬のうちは、できるだけ留守番をさせない工夫をしましょう。
どうしても家を空けてしまう時は、ケージの中に入れ、できるだけ短時間になるように工夫してあげた方が良さそうです。
見守りカメラなども活用してみるのも良さそうです。
ボーダーコリーのお留守番は、トイレトレーニングが完了してから様子を見て少しずつ時間を長くしていくことが理想的です。
放し飼いでのお留守番を考えておられる方は、誤飲しそうなものが部屋に落ちていないか等、危険な個所をしっかり確認しておきましょう。
まとめ
ボーダーコリーの飼い方~子犬のお世話としつけ
- 愛情を持ってスキンシップをとりながらお世話する。
- 新しい環境に慣れてからトレーニングをスタートする。
- 信頼関係を築いてあなたがリーダーになる。
- トイレトレーニングは成功したらすぐほめる。
- 子犬の散歩は30分から。遊びやトレーニングを取り入れて。
- いたずらは、させないように片づけることから。
- お留守番はトイレトレーニングが完了してから。ケージ使用で短時間から慣れさせる。
以上、ボーダーコリーの子犬の飼い方をまとめました。
皆さんがボーダーコリーの子犬をお迎えする時に、少しでもお役に立てたらうれしいです。
私は、難しいと思っていたしつけについて、具体的に知ることで、不安が少し解消しました!
そして、よりボーダーコリーの魅力にはまってしまいました。
ぜひ、一緒にボーダーコリーの子犬を迎える準備を始めましょう!