ワイマラナーロングの抜け毛事情&被毛の種類を解説!お手入れ方法も紹介

ドイツ原産のワイマラナー。
狩猟犬ということもあり筋肉質でしっかりとした骨格の大型犬です。

ワイマラナーは短毛のショートコートが主流で、長毛のロングコートは稀有な存在です。

そんな珍しい種類のロングコートのワイマラナーは大型犬ということもあり、

「抜け毛の量が多いのでは・・・」

と思われている方もおれるのではないでしょうか。

ちなみに私は、ワイマラナーと同じ狩猟犬のビーグル犬を飼い始めて3年ほど経ちます。

飼い始めてからビーグル犬が抜け毛の多い犬種だということを知り、抜け毛に悩まされています。

犬を飼う決め手として、見た目や特徴だけを事前に調べて選ぶ方は多いと思いますが、私自身、飼い始める前に

「抜け毛に関しても調べておくべきだった・・・」

と後悔しました。

この記事では、ワイマラナーの抜け毛事情やお手入れ方法について詳しく紹介していきます。

ワイマラナー被毛の種類

被毛の構造

犬の被毛タイプはシングルコートとダブルコートという2種類に分けることができ、ワイマラナーはシングルコートに分類されます。

シングルコート

ワイマラナーが分類されるシングルコートは、オーバーコート(皮膚の保護をする被毛)の
1種類の被毛のみに覆われています。換毛期が無いため、抜け毛が少ない犬種です。

ダブルコート

ダブルコートはオーバーコート(皮膚の保護をする被毛)とアンダーコート(体温調整をする被毛)という2種類の被毛が身体を二重に覆っています。

ダブルコートの犬種は換毛期(季節によって被毛が抜ける時期)があり、ダブルコートに分類される犬種は抜け毛が多い傾向にあります。

調べたところ、私が飼っているビーグル犬はダブルコートだったので、抜け毛が多いのも納得です。

 被毛の長さ

ショートヘア(短毛)

ワイマラナーは2種類に分けることができ、主流タイプがショートヘアになります。

ロングヘア(長毛)

ロングヘアの犬種はショートヘアに比べると毛が絡みやすく、定期的なブラッシングが大切です。ワイマラナーのロングヘアは、耳がふわふわとした被毛に覆われており、全身の毛もショートヘアに比べると長くなっているのが特徴で、毛色や大きさ等に違いはありません。

ワイマラナーの抜け毛事情

ワイマラナーは被毛の種類で解説したとおり、シングルコートという犬種の為抜け毛が少ない犬種です。

ショートヘアとロングへアどちらも大きな違いは無いので、抜け毛の少なさに悩まされることなく飼うことができます。

私が飼っているビーグル犬は、ブラッシングやシャンプーを定期的に行っても、抜け毛が多い為、室内ではなく屋外(庭)で飼っています。一時期、室内で飼っていたときは抜け毛が洋服やソファについてしまい、掃除がとても大変でした。

ワイマラナーは基本的なお手入れで抜け毛対策できるので、抜け毛で悩みたくない方や屋外では飼えない方や、室内で飼われたい方にとっても最適な犬種です。

お手入れ方法

ワイマラナーは抜け毛が少ない犬種なので、基本的なお手入れを定期的に行なうことで十分抜け毛対策になります。

ショートヘア・ロングヘアどちらのワイマラナーにもお手入れは必要です。
お手入れは以下の3つになります。

1.ブラッシング

頻度は週に1~2回行ってあげましょう。
特に、ロングコートのワイマラナーはショートコートに比べて毛が長い為、被毛が絡まりやすいです。

丁寧なブラッシングを行ってあげることで、絡まりを抑えることができるだけでなく、軽い汚れを落とすことができます。

優しくブラッシングをしてあげる時間は、愛犬とのスキンシップにもなるといわれています。

ブラッシングはラバーブラシのようなゴム製のブラシで毛流れを整えてあげ、仕上げに獣毛ブラシをしてあげることで艶を出すことができます。

また、脇下や耳の後ろといった毛が絡まりやすい部分はより入念に、毛流れに沿ってブラッシングをしてあげましょう。

2.シャンプー

頻度は月に1回~2回を目安に行ってあげましょう。
シャンプーでは、ブラッシングでは落ちきらなかった汚れや臭いを落とすことが可能です。

ただし、シャンプーのしすぎには注意が必要です。
頻繁に行うと必要な皮脂が剥がれてしまい、皮膚の乾燥につながります。
頻度に注意しつつ行ってあげましょう。

ブラッシングとシャンプーという基本的なお手入れを行ってあげることで、抜け毛対策&
清潔で美しい被毛を保つことができます。

3.耳のお掃除

ワイマラナーは耳が垂れている犬種なので、外耳炎になりやすいです。
ブラッシングやシャンプーを行う際に、耳の中をチェックしてあげることも大切です。

目に見える範囲の汚れを、耳専用のクリーナーやお湯をコットン等に染みこませて、優しく拭きとってあげましょう。

私が飼っているビーグル犬も耳が垂れているので、シャンプーの際に耳をチェックして汚れがある時は耳を拭いてあげています。

 

まとめ

この記事ではワイマラナーの抜け毛事情・被毛の種類・お手入れ方法について紹介させて頂きました。

  • ワイマラナーはショートヘアとロングヘアの2種類
  • ロングヘアは珍しい
  • ワイマラナーはシングルコートの為、抜け毛が少ない犬種
  •  お手入れはブラッシングやシャンプーを定期的に
  • 耳の汚れもチェックする

 

ワイマラナーロングは被毛の種類がシングルコートのため抜け毛が少ないということが分かりました。

ワイマラナーは抜け毛が少ない犬種とはいえ、ブラッシングやシャンプーといった基本的なお手入れを怠ってしまうと、毛玉ができ、通気性が悪く蒸れの原因に繋がります。
一度毛玉になってしまうと、抜け毛の原因や、お手入れがしにくくなる為、定期的に行ってあげることが大切です。

是非、ワイマラナーを飼いたいと思っている人の参考になりましたら嬉しいです。